1月10日(月) 
ルーブル美術館〜オランジュリー美術館〜モンマルトルの丘(サクレ・クール寺院)

   
  ルーブル付近図     サクレ・クール寺院付近図
     ミュージアムパス


 ニケのビーナス

 モナリザ 見学者が少なくゆっくり撮れた

 ナポレオン戴冠式

 ミロのビーナス

 左の背面から

 左の横面から

 何度もトレイに行き、4時過ぎには起きあがり、ホームページ作りをする。6時にタイマーが鳴り、家内を起きあが る。今日の持ち物の整理と忘れ物はないかの点検。今日はループルを中心に市内を見学。雨が降らなければモンマルトルまで足を延ばしたい。添乗員のMさんが ルーブルに行くというので、9時に一緒に行くことにする。朝食には、6時半過ぎに。
一組の我々の仲間のご夫婦が食事をしているのみ。空いている。昨日と同様のメニュー。食べ終わり、今日の昼食用にパンとハムをもらい、サンドウィッチを作 る。
 9時前にロビーに行く。我々を含み12人ほどが集まっている。M添乗員の案内で地下鉄に乗りルーブル美術館を目指す。バラール駅で、皆さんの切符購入の 世話をM添乗員が関わる。我々は回数券を購入していたので、先に改札を済ませる。しばらく時間を要したが全員改札を済ませ、プラットに。電車が停車してい たので、乗り込む。間もなく発車。9つ目のコンコルド駅で下車して1番線に乗り換え、ルーブル駅で降りる。ルーブル美術館の側。リュシュリー館の方から地 下に潜り、ミラミッドの総合受付に。まず、手荷物検査を済ませ、コートと手荷物を預かってもらう。我々は美術館パスがあるので、仲間と別れてすぐに入館す る。今日は入場者が少ない。これならモナリザもビーナスも人をかき分けてみることはないと思い、まずニケのビーナスを眺め、モナリザを。あまり人がいない ので、側近くでゆっくりと鑑賞する。ミロのビーナスを次に鑑賞に行く。小学生の一行が座り込んでガイドの説明を聞いている。四方から写真どり。
     ルーブル美術館のパンフレット


 オリエント ギルガメッシュ門

 神から神託を受ける王

 ギルガメッシュ

 ハムラビ法典

 ハムラビ法典 上部

 法典のくさび形文字の法典

 今回は、古代オリエントやエジプトなど考古学関係の発掘品を見たいと思っていたので、まずハムラビ法典の展示場所 を尋ねながら赴く。やっと辿り着くとここでも小学生が座り込んで説明を聞いている。小学生の見学が済んだ後、側近くにより、鑑賞する。思っていたよりくさ び形文字が小さい。石面に細かく彫り込まれている。その他、メソポタミアから、エジプト、ギリシャの考古物を見て回る。素晴らしい陳列品で圧倒された。そ れから、フランス絵画を見て回る。足が棒のようになり、疲れたので、出ることにする。約3時間の鑑賞であった。コートと荷物を受け取り、外に出る。近くの 公園のベンチで、もってきたサンドウィッチとコーヒーなどで軽い昼食を摂る。今日は晴天で風が少し冷たいが、心地よい天気。人もあまり大勢でなく、ゆった りとした気分で過ごすことができた。


 パリ・ロワイアル

 パリ・ロワイアル

  パリ・オペラ座を望む

 昼食後、ルーブルの北側にある旧宮殿であったパル・ロワイアルを訪れる。中庭に入っていくと工事中で大きな覆いが 掛かっている。これは駄目かなと思い、近づいてみると手前だけの工事で向こう側は異常はないようだ。行ってみると両側が回廊、中庭が美しい。ちょっと眺め て、元にもどる。それからテュルリー公園の中を通ってオランジュリー美術館に向かう。
 オランジュリー美術館入り口がよく分からないので、セーヌ川沿いを通って正面に回る。この美術館は1927年に時の首相クレマンソーの発案により、ナポ レオン三世が作られた温室のあったところを美術館に建て替えたもの。このとき、モネ本人が睡蓮の絵画を寄贈され、これを展観するために設けられた。入り口 は大きくなく細長い建物。ドアの側で手荷物検査。その後コートと手荷物を家内の物と一緒にワゴンで預かってくれる。まだ入館者が少ない。チケットコーナー で何人も並んでいたが、我々は美術館パスがあるので、通り過ぎ、バーコードのチェックを受け、入館。


 上の4つはモネの睡蓮図

まず、モネの睡蓮を見に行く。部屋の壁面一杯になるほどの大画面。絵を間近に見ると荒いタッチで描かれているが、離 れてみると素晴らしく、色が調和している。

ノンフラッシュの写真撮りはよいか、監視員に尋ねるとよいとのことで、写真撮り。二部屋あり、どちらも人が少なく ゆっくりと鑑賞することができた。階下の展示室には、ポール・ギヨームのコレクションが収められており、印象派やそれ以降の絵画がたくさん展示されてい る。ルノアール、セザンヌ、デュラン、シニャック、モジリアーニ、ピカソもある。ピカソも初期の作品であまり見たこともないものであった。見て回って入り 口に戻ると大勢の人たちが入館のために並んでいる。早く入れて良かった。係員に声をかけて、荷物を受け取る。  
   オランジュリー美術館のパンフレット         チケット


 ルーブル美術館正面

 ルーブル美術館前の凱旋門

 オランジュリー美術館

 コンコルド広場の観覧車

 コンコルド広場 真ん中にオベリスク

 セーヌ川河畔にて

 外に出て、エッフェル塔とアレクサンドル三世橋の近くまで行き、写真撮り。グラン・パレまで行ってモネ回顧展を見 たいと思ったが、あまり時間がなく、疲れていたので、パリ市内を一望することのできるモンマルトルのサクレ・クール寺院へ行くことにする。コンコルドの地 下鉄駅まで、広いコンコルド広場の二辺を通って歩く。相当の距離があり、石畳。足と腰か痛い。


 モンマルトルのサクレ・クール寺院

 サクレ・クール寺院にて

 サクレ・クール寺院からエッフェル塔

 やっと地下鉄の12番線と2番線を乗り継ぎ、アヴェール駅に着き、駅を出てみる。どちらの方向かちょっと迷い、周 囲を見ると上り坂が見える。これだと思いのその方向に上がる。白亜の教会が見えだした。目指す物だ。長い階段を登り、辿り着く。パリ市内の写真を撮るが、 エッフェル塔が見えない。よくよく周りを眺めると木立の間に見える。教会の中に入る。この教会は1914年完成したものとか、前面天井のキリストモザイク 画は素晴らしい。写真撮りもできないので、しばらく座って眺める。外に出る。ここでも兵隊が銃を持って警戒している。ループル前の広場でも警戒していた。 テロ対策か。16時でもう1時間もすれば夕なずむ光景も見られるがと思ったが、少し曇りかけており、ホテルに戻ることにする。戻りがけに夕食用のホット ドッグを買う。2.7ユーロ。地下鉄の乗換駅のピカールでもあちらこちらで警察官が警戒。乗換駅のコンコルドも同様。乗り換えのために通路を歩いている音 楽が聞こえる。側近くを通ると楽隊が演奏している。スラブ系の音楽。トランペットとコントラバス、アコーディオンなどの楽器でにぎやかに演奏している。 ちょっとビデオ撮り。

ホテルには17時頃に到着。部屋に戻り、荷物を置いて、近くのスーパーにワインや土産物はないか物色に行く。うろう ろしていると我々の仲間のご夫婦に会う。同様に土産物になるものはないか探しているとのこと。
18時すぎに、夕食を食べて、風呂に入り、21時前に就寝。

 
その他ビデオでの写真

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