1月11日(火) オルセー美術館〜コンコルド広場〜凱旋門       
                                       コ ンコルド駅からオルセー美術館までの経路
 昨日は、あちらこちらとよく歩いたので、すっかり疲れ、夕食で飲んだワインも効いて、風呂に入り、21時前には寝る。 ぐっすり眠れたが、3時過ぎに目覚め、起きあがり、パソコンで写真の整理をする。6時半にレストランへ。まだ、少ない。ゆっくりと食べる。部屋に戻り、ト ランクと手荷物の最後の点検。時間が余って、パソコンいじり。8時にトランクをドアの前に置き、フロントでチェックアウトと手荷物を預ける。
 それから、ホテルを出る。雨なので傘を出して地下鉄の駅へ。回数券が昨日で済んだので、自動販売機で4枚購入。コンコルド駅で下車し、コンコルド広場に 出て、オランジュリー美術館を横目に見ながら、セーヌ川を渡って、オルセー美術館に向かう。9時前に到着。まだ、4,5人の学生がいるのみ。美術館パスの 入場口を尋ねるとCゲートとのこと。そこに並ぶ。9時すぎても開場しない。どうしたのかと掲示をよく見ると9時30分のオープン。家内によく事前に見てい なかったと叱られる。ループルのオープンの時間と勘違い。やっと9時30分になり、入館。さっそく手荷物検査。手荷物の中を開けるように言われ、開ける。 手荷物は無事だったが、ゲートをくぐるとブザーがなる。携帯を出すのを忘れていた。携帯を出すと無事通過。コートと手荷物をクロークに預け、受付にパスを 示し、入場。トイレに行き、見学のためにパンフレットを貰いにカウンターに行く。日本語のパンフはないかというと、現在工事中につき、ないとのことを日本 語で答えてくれる。日本人老婦人の方が受付をされていた。こちらから見学された方がよいですよとアドバイスを受け、その指示通りに見て回る。中2階部分を ぐるっと見て回るだけで、2時間近く掛かる。それから、1階部分と企画展の特別展示、そして3階部分のアールデコなども見て回る。休み休み見る。展示数の 多さに食傷気味。ほとほと草臥れて12時半に外へ出る。
       オ ルセー美術館のパンフレット

雨も上がっていたので、昨日通ったテュルリー公園に行き、カフェテラスに行く。持ってきたホットドックを食べてよい かと尋ね、カプチーノとビールを頼む。4ユーロと5ユーロ。カフェには先ほどまでに日本人の娘さんが一人いたのみ。我々が食べていると、カップルが一組 入ってきた。広々とした公園を眺めながらゆっくりと食べる。
 食べ終わって支払いも済ませ、コンコルド広場に向かう。昨日は気付かなかったのだが、よくよく見れば、ルーブルと凱旋門が一直線で結ばれているのに気付 く。写真撮りをしながら、コンコルド広場に到着。観覧車の傍らを通ると家内がこれに乗ろうというので乗ることにする。一人10ユーロ。3分ほどで3回転す る。待っていると係員のお兄さんが日本語で語りかけてくる。家内を抱きかかえて愛しているといっておどけてみせる。私を先に乗せてドアーを閉め、さような らとからかったり、笑わせる。乗り込んで周囲を見回す。モンマルトルの丘やエッフェル塔、ノートルダム寺院、オペラ座、ルーブル、オルセーなどを眺めて写 真撮り。

 観覧車を降りてから、コンコルド広場を横切ろうとするとスラブ系の娘がユニセフの署名を求めてくる。私は強く断っ たが、家内が引っかかり、書かされる。その後で寄付を求める。私が無理矢理署名を消そうとすると抵抗するのでほっといて、家内を引っ張ってその場を離れ る。募金集めを騙って稼ごうとしている輩だ。うっかりこのような者に引っかからないように注意することだと家内も反省する。シャンゼリゼー通りを休みなが ら歩き、4,50分掛かって凱旋門に到着。美術館パスにて、凱旋門の入場ができる。

 シャンゼリゼー通りとテュルリー公園付近図

入って門のてっぺんに登る。250段の螺旋階段をフウフウ言いながら登る。やっと上がって屋上に出るとにわか雨。急 いで写真撮り。しばらくすると止む。これも時間があったら来たいと思っていたので、得心する。

下におりて、無名戦士の慰霊碑と凱旋門の写真撮り。

まだ、少し集合時間に間があるので、カフェにより、カプチーノを飲む。二人で10ユーロ。美味しかった。そこのおば ちゃんがカメラを出せと言う。二人の写真を撮ってやるとあちらを向け、こちらを向けといって数枚撮ってくれる。撮った後、見せろといって点検し、どうだと 言わんばかりであったので、お礼をいう。よい思い出の写真になった。 
 その他ビデオで撮った写真

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