辺戸岬から名護へ
来た道をそのまま、戻るのもおもしろくない。辺戸岬のレストハウスのご主人に尋ねると裏側の道はカーブとアップダウンが多いが、道路の状況はよい とのこと。そちらを通って戻ることにする。
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辺戸岬から少しばかり行くと、峠道になる。車右側に岩山が迫ってくる。これが金剛石林山ではないかと思い、道路脇に駐車して写真に納める。石灰岩
のごつごつした岩肌が望見できる。そそり立つ岩も見える。
道路はよく整備されており、坂とカーブは多いが、通る車はあまりなく、のんびりと運転していく。時折道路標識にヤンバルクイナに注意と警告が出ている。
のこのこと出てくるのかなと期待したが、出てくるようにない。細かい金網で道路沿いにフェンスが設置されているところがあり、ここはよく出没するところだ
ろうかと推測。
風力発電をしているところがあり、瑠璃子さん、写真を撮るというので、駐車。私は降りずに車の中で。二ケ所で撮影。
海岸縁に降りたと思うと丘陵へとアップダウンばかり。途中でダムへの案内があり、新川ダムに立ち寄ってみる。地図でみるとこの辺りにはダムが多い。山岳
地帯であるから利水のためのダムであろう。
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あまりにも変化がないので、行きがけに道路沿いで、パインナップルを安く売っていたので、こちらにもないかと途中で直売場へ寄ってみるが、もうな いそうである。それでは来た道の東シナ海側に出ようと、峠を越えることにする。峠から下りかけたところで、道路沿いに鄙びた売店があり、店先にパインナッ プルをたくさん置いてある。立ち寄ってみると、一つ150円tから200円までのものがあり、180円のものを買おうかと瑠璃子さんは言ったが、食べきれ ないから、150円のでよいといって買い求めた。土産に買って帰るには重すぎるし、今晩食べ用に一つ買って帰る。また、しばらく行くと橋のたもとに小さな 農協の売店のようなものがあり、立ち寄るが余り珍しいものはなかった。
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16時過ぎに名護市に到着。Aコープで、夕食や土産物を買う。そして、今晩の宿泊ホテル「名護キャッスルホテル」を、カーナビ頼り
に探す。くるくると周りながらやっと見つける。古いホテル。一泊朝食付きで3,200円。朝食は、焼き魚、生卵もつき、ごく普通の旅館で出る朝食。ツイン
でバス・トイレ付きだが、相当古いものである。ベッドのクッションも固い。部屋に入ると大変暑い。クーラーも古いが、作動する。1時間ばかり強にしてお
き、ようやくしのぎやすくなり、まずまずの涼しさになる。3階に泊まったが、南側には、部屋番号の表示がなく、長期滞在者用か。このたびの旅行はできるだ
け安上がりにネットで予約したもの。キャッスルというから全国チェーンのものと思いきや、そうでもないらしい。フロントにはお兄さんひとり。レストランに
はおばさん。朝にはフロントにそのおばさんがいる。泊まり客には、自転車でヒッチハイクしている人。それから女性の二人連れ。 その日の夕食は、Aコープで買ってきた物、途中の売店で買った物で、私は泡盛を飲み飲み食べる。瑠璃子さんはにぎり寿司を食べて、デザートは途中で買っ たパインナップル。プラスチックナイフで切り分けてとりあえず半分を食べる。後から残りを食べようといったが、私は、飲み飲み、付きだしとして食べた物で 満腹。瑠璃子さんに食べてもらう。完熟のパインナップルは確かにおいしかった。 |