第8日(6/6) 小樽








 今朝、6時半に電話で目が覚める。岩崎さんから、小樽港に着き、こちら側に接岸するからよかったら見に来てはと言われる。服を着替えて用意している と、また電話がかかり、ぐるりと船が旋回し、反対側に接岸するようだとのこと。それでは、カメラを持って15階の上甲板に。快晴。7時15分に船を固定す るロープが岸壁に引き上げられ、埠頭のロープ止めに。ワゴン型の車3台で12,3人がやってきて荷物を下ろし、船の到着を待っていた。接岸するとすぐに乗 り込んでいた。おそらく出入国管理官であろう。
 午前8時、14階で朝食。大勢の人たちで席がない。岩崎さんが窓際の席を確保してくれる。食事を済ませて、ゆっくりと窓から海を眺める。ヨットが港から出ていくもの。この船を見学しようとしているのか、5,6人乗ったモーターボートがゆっくりと周回している。
 午前8時半、入国審査を受けに、6階パシフィックムーンダイニングへ。7階では日本人以外の入国審査を行っていて、大勢並んでいる。我々のところは全く 並んでおらず、係官が3人でパスポートの写しと本人の確認。出口では、クルーズスタッフによるクルーズカードのチェックと入国審査完了のカードを交付して くれる。このカードを下船の時にて渡さねば下船できない。時間があるので、ゆっくりアトリウムで休む。レギュラーコーヒーは無料であったが、今回のこのク ルーズでは料金がいるとのこと。瑠璃子さんはカプチーノを頼む。周りにはのんびりと刺繍をしたり、パンフを読んだり、すぐ近くにはツアーデスクがあり、次 のツアーの案内の相談もしている。阪急の添乗員が慌てて、1組の夫婦を案内して入国審査会場へ。おそらくツアー客で入国審査が完了していないで下船しよう としたのではないか。しぱらく休んで11時に早い昼食を食べて小樽へ行こうと岩崎さんと約束して部屋に戻る。





 11時にホライゾンコートダイニングへ上がり、昼食を摂る。それから4階に降りて下船する。タクシー乗り場にはタクシーが何台も待っている。乗り込み、 石原裕次郎記念館の前を通ってその前で写真撮り。それから、小樽運河へ。車代が1,000円。四人で写真を撮るとき、たまたま現地の観光ガイドの方が空い ていたので、シャッターを押してもらう。いろいろと写りの良いところに移動して撮影していただく。その後、小樽の見どころを教えてくださる。運河の1km 先に旧日本郵船小樽支店があり、重要文化財に指定されている。日ロで樺太の国境を定める協議をした会場となった場所とのこと。北前船の話、またこのガイド さん、全国の観光地を旅したことなどいろいろと話に花が咲く。












 ほどほどにして倉庫街を歩いて回る。ビール醸造所、レストラン、駐車場などに利用されてい る。400〜500mのところに空き地があり、たくさんのカモメが休んでいる。そこで瑠璃子さんにパンやクッキーの残りを刻んで投げ込んでもらう。カモメ が飛んできてついばむ。手に持ってかざすと寄ってきて、手のクズをついばんでいく。船の上でもしたかったが、船ではたくさんのカモメがいなかった。残りの パンクズを投げ尽くして、次を目指す。携帯で旧小樽支店の建物を確認し、やっとたどり着く。重厚な建物。入場料が300円。室内の撮影もできるというの で、写真撮りして回る。この建物の所有は現在小樽市のもので国の重要文化財になっており、管理はNPOに委託されているとのこと。 旧日本郵船小樽支援パンフレット  チケット












 来た道である運河沿いを避けて、街中の道路を進み、古い建物があれば写真撮り。時折、人力車も通る。中古品の店があれば、瑠璃子さん立ち寄ってみる。 2012年にこの小樽へ来た時の古道具店を覚えていたので、瑠璃子さんにここだと案内する。本人が行ってみたが、あまり期待するものはなかったようだ。北 一ガラスに立ち寄り、5階に喫茶店があるとの案内があったので、上がる。抹茶のモンブランとチーズケーキがある。ケーキとコーヒーで800円。私はチーズ ケーキ、後の皆さんは モンブラン。美味しいケーキであり、美味しいコーヒーであった。瑠璃子さんが窓からダイヤモンド・プリンセスが見えるという。お店の人が屋上へ案内してく れる。出てみるとダイヤモンド・ブリンセスの船尾が見える。写真に撮る。



 少し先の北一カラスで新作のものを販売。土産物のガラスコップを買う。岩崎さんの荷物と一緒にして宅急便に。六花亭により、お土産のお菓子を買う。これ も瑠璃子さんが岩崎さんのものと一緒に宅急便に。ダイヤモンド・プリンセスで一緒の京都のご婦人が、カルビのじゃがポックルが美味しく、北海道限定で販売 していると教えてもらったので、それを買ってこようとあちこちで販売しているお店を聞いて探して回る。やっとオルゴール店のある交差点に土産物店があり、 入り口にじゃがホックルの宣伝暖簾が見つかる。入って探すとある。一箱550円。買い求める。ここで3,000円以上買えば送料500円で送ってくださる というので、岩崎さんの荷物と一緒に送る。しばらく草臥れて店先のベンチで休む。





 オルゴール店にも入ってみようということで入る。たくさんの種類のオル ゴールがある。キティーや猫、お寿司のオルゴールもある。くるくる見て回り、外に出ると午後5時45分に蒸気で音を出すオルゴールの時計台に気づき、カメ ラを向けるがことすでに遅し。店に入り、次の音出しは午後6時であることを聞いて待つ。午後6時に学校のチャイムと同様の音がなり、時報を6回鳴らして終 わる。真向かいの時計台もなりだした。真向かいの時計台は鐘を鳴らしてメロディーを奏でる。    時計塔の時報ビデオ     真向かいの時計塔ビデオ
 時計台を見た後、夕食を食べようということで、来た道を戻り、丼のみ食べさせてくれる店に行くとちょうど午後6時でクローズするところだったが、店員さ んにやっと引き戻してきたというと受け入れてくれる。しかし、幾つかのものが売り切れているというので、瑠璃子さんと岩崎夫人はホタテ丼、我々は鉄火丼。 いずれも980円と消費税。





 夕食後、運河沿いに戻る。最初の橋の上で夕泥む景色をカメラに。小樽ノルドホテルまで行き、足が痛くなり、タクシーを探すがなかなか捕まらない。やむな く、携帯でタクシー会社に電話し来てもらう。乗り込み、船着場に。ダイヤモンド・プリンセスを写真撮り。船を背景に二夫婦で写真を撮り会う。船に戻り、一 休みして、ホライゾンコートに上がり、果物やピザなど取り寄せ、小腹を埋める。
 明日は、お昼の12時に青森へ入港する。三内丸山と棟方志功館に行くことにする。

 船内速報  阪急かわら版  夕食メニュー

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