スエズからシナイ半島

 ホテルを午前8時に出発。スエズに向かう。約134キロメートル。10:30にスエズ運河の入り口に到着。目の前を大きな輸送船が次々と通る。午 前午後一方通行。エジプトの外貨収入の第一は観光収入約60億ドル、その次がこの運河収入で約40億ドルというから、観光スポットの警戒は厳重。右の写真 は、白バイ警官。我々のバスにも終日、私服警官が同乗。
昨日の博物館はもちろん、スフィンクス、カフラー王のピラミッド内部見学もすべて厳しい手荷物検査。観光関係の警察官はツーリスト・ポリスといって公務 員。同乗の警官も拳銃携行。夜には近くの署に拳銃を預けに行くとか。
 スエズ運河の見学の後、スエズの魚市場を見学。狭い市場の中でたくさんの売り手と買い物客が混雑していた。日本でみる鰺、えそ、ボラ、鯛に似た魚、エ ビ、イカ、かになど豊富な品揃えである。


 昼食 イナの塩焼き?

 デザート

 モーゼの泉

 モーゼの泉から西・紅海の方向 茫漠たる砂漠

 泉は涸れており、周りはなつめ椰子

 カテリーナのホテルにて 

 11:30頃、スエズ運河近くのレストランで昼食。メインがボラの塩焼き。ボラというよりイナ。国司さんが猫またぎといって猫も食べないといって いたが、これしか食べるものはないので、レモンをしっかり搾って全部食べる。デザートはフルーツ。一行の中で、これを食べてお腹調子を悪くして、度々トイ レに急行した方がおられたが、我々は何ともなかった。
 13:00前にレストランを出発。スエズ運河の下をトンネルで抜ける。ここは第三次中東戦争の最中にあったところか、撮影禁止。あっという間の通過。 14時前にモーゼの泉に到着。その少し前から、砂漠の色が変わり、湿っぽく、ナツメヤシがたくさん生えていたので、地下水があるのだと感じられた。旧約聖 書に出てくる泉だが、3カ所あり、いずれも涸れているようでたまっている水も汚水といった感じ。ものすごい暑さ。37〜8度はあったのではと思う。
 18:15にセントカタリーナのホテルに到着。ホームページで読んだホテルは山小屋といったものだったが、まあまあのホテルで夕食はバイキング。まずま すの食事だった。明朝は午前2時のモーニングノックというので、早くに就寝。


 仲野メモ

3日目 ギザ → スエズ → セントカタリーナ

 午前中、しばしバスでの移動後、スエズ運河へ。沢山の荷物をのせた船が航行していました。そして、魚市場へ。いやあ、ちょっと思い出に残る“香 り”でした。シーフードの昼食後、モーゼの泉へ。ちょっと飲むのにはーーー。そして、セントカタリーナへ。荒々しい広野と山々に溜め息のこぼれること幾 度。満天の降り注ぐような星に見守られながらセンタカタリーナでお休みなさい!


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