アブ・シンベル大神殿

 カルナックやルクソール神殿を建設したラムセス2世が、見上げるような巨体の石造を正面に据えている。左端と右端を見比べてみると少し顔が違う。 左は若い小年王のとき、右は年齢を重ねた中年のもの。左から2番目は顔が足元にそぎ堕ちている。移設する前から堕ちていたので、元のまま復元している。

 ラムセス2世座像のすぐ近くまで行くとその大きさに圧倒される。また、ブロックに小分けした移設されたというが、継ぎ目が分からない。この神殿内 部、小神殿に比べてレリーフももっと壮観であった。ただ、写真も撮らせてもらっていないだけに、記憶がすでに薄らいでいくのが残念だ。

 上左端のレリーフは戦士、真ん中は捕虜。右端は、王が神に戦勝を祈願しているところか。巨像の下にはホルス神など、神々の像が並んでいる。10時 過ぎにアブ・シンベル空港に向かい、10時30分の飛行機でアスワンに戻る。11時過ぎにアスワン空港に12時30分過ぎにホテルに到着。飛行機は満席 で。添乗員の仲野さんは空港まで来たが、アブ・シンベルには行けず、ホテルに戻った。

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