スキャグウェーにて 9月12日(水)
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夕べは、一度トイレに起きただけで、午前5時の目覚ましの音で目が覚めるまで寝ていた。起きあがり着替えてベラン ダへ出てみるまだ真っ暗だが、前方に明かりが見える。真向かいには海岸の山が迫っている。速度は20kmくらいでスピードを落としている。午前7時に入港 の予定だが、遅れずに着岸できるのだろうか。午前6時の朝食までホームページに写真を組み込む。昨日、ビデオで撮っている熊の親子を静止画像に変換したも のを入れる。6時に朝食を食べに14階へ上がる。ビュッフェの窓から二艘の大型船が入港しているのがみえる。 本船もまもなく接岸するのだろう。朝食を済 ませ7時15分には集合場所の会場に行く。全員の点呼が終わり、確認した後、各グループ毎に下船する。またカードチェックの前に記念写真。
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下船するとホワイトパス鉄道の列車がすぐ前に停車している。16輌編成で前から13輌目だろうか。左側の席が渓谷側
になるので、そちらに席を取る。8時頃に発車。ディーゼル機関車3輌で牽引。海抜0mから800mjまで16jマイルの行程を往復。約所要時間は3時間
半。生憎の雨模様てほ車窓が曇るため、ハンカチで拭き拭き、写真撮り。この鉄道はもともと鉱石を運搬するためのものであり、1960年には廃線となってい
たが、この観光ブームから観光用として再開したもの。
埠頭付近を出発し、町をかすめて通る。ナナカマドに赤い実が付いている。ところどころに古い車両や機関車が展示されている。途中には開拓者たちの墓場が
あったり、昔の税関跡とか、谷向こうの道路沿いではバスが駐車していて、乗客が、こちらの列車の写真撮りをしている。そうしたバスがいくつかも見える。谷
筋にはいくつもの滝が見える。蛇行しながら進むため、カープの度に先頭の機関車を撮ったり、大きく抱こうするときは真向かいの谷を登っていく先行列車の写
真撮り。下草が少しずつ紅葉してきており、その中を黄白色の苔が絨毯を敷き詰めたように張り付いているのと森の木々とのコントラストが美しい。山の上に方
には既に積雪があり、氷河も遠望できる。放置されている鉄橋や昔に徒歩で歩いていた山道なども見える。
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1時間半で頂上の折り返し地点に到着。アメリカとカナダの国旗掲揚されていて、国境の位置を示している。また、少 し離れたところにも国旗とアラスカ、ブリティッシュコロンビアの州旗も掲揚されている。折り返し線では、先行列車が引き違い、お互い手を振って、あいさつ する。次に我々の列車も引き返すと後続列車とすれ違う。
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下るときには、席を右左と交替して、反対側の山側を見ながら下る。ビューポイントではデッキに出て写真をとる。行き
がけで充分に撮れなかったところを取り直す。
11時半頃、本船の接岸しているところに到着。取りあえず、船に戻り、再度、12時に下船して買い物に出る。寄港地はここが最後で、アンカレッジには店
が少ないので個々で買い物するようにとのアドバイスで行くことに。歩いて20分ぐらいで到着。お土産屋さんを覗いても衣料品や宝石類ばかり、相応のものが
ない。マーケットが案内図に示されていたので、案内図を基に探す。目印のインフォーメーションセンターを見つけて、その近くと案内が出ていたが、見つから
ない。目印の建物が間違っているのではと近くの店主に尋ねて持ちが以ないとのこと、店が変わったのだろうということであちこち探している。離れたところに
マーケットの看板があると仲間の奥さんが見つける。マーケットに入ると日用品がいろいろと陳列されている。しかし、土産物にまるものは余り多くない。チョ
コレート類を数点買って戻ることにする。トイレに行きたくなり、探すが見つからない。途中で添乗員に会うが、何カ所があるように言うがどこにある川わから
ない。駅にはあると言うことなので、駅に行き、用を果たす。船まで歩いて帰るには相当疲れたので、シャトルバスに乗ろうと言うことになる。間もなくバスが
来る。一人2ドル。船着き場に到着。船首を撮り、乗船し、部屋に荷物を置いて、14階のいつものビュッフェで食事を摂る。
疲れたので、夕食の時間まで、昼寝。17時15分に夕食会場に。後部のエレベーターに乗れば近いと言うので、そうすると、違っていて、その場所は今朝集
まった集合場所。1階下だろうと降りるとそれらしきものがない。乗務員が配置図示して教えてくれる。5,6階には厨房があるので、7階に上がって行くよう
にと言われ、7階に上がり左舷側を行こうとすると通り道がない。一端外の舷側側通路を行くと、乗船客のチェックのため通行止めとなっている。引き戻し右舷
側に回ると、有家側には船内の通路がある。通り抜けやっとパシフィックムーンのレストランに到着。
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添乗員さんに案内してもらい、窓際の6人席に。飲み物の注文に来たが、昼食が遅がったこともあり、断る。食べるもの
も少なめのものを選ぶ。それでもすべて完食できず。19時過ぎにレストランを出て、プリンセスシアターでマジックショーがあるというので、時間が早いが、
やっているのでないかと入場してみるとまだであった。まずお客も少ないので、真ん中のよい席を取る。男性陣は、席で休むので、情勢の皆さんは買い物に。と
ころがしばらくして戻って来るなり、店が閉じていたとのこと。ゆっくり休んでいるとマジックショーが始まる。ところが、英語を早口でしゃべるので全くわか
らない。英語の分かる外人は大笑いとしながら見ているが、我々はマジシャンの手元も充分に見えず、言葉も分からず、眠くなる。やっと21時前に終わり、大
勢の人並みの中、エレベーターをは2,3回待ち、やっと戻る。部屋に入り、ベランダに出てみると、船は出港し、時速24kmくらいで航行している。強い向
かい風を突っ切っている。明日の明朝に到着するそうである。
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