アフロディスィアス 1

添乗員 阿辻直子さんの日報から

4/2

08:30 ホテル出発
  山をドライブ
10:10〜12:00 アフロディスィアス
  博物館ーーー寒い朝でした。
12:05〜13:00 ランチ・ANATOLIA
  ポテトサラダ、ナスケバブ、トルコピザ
  ハチミツヨーグルト おいしいレストラン  
14:20〜14:35 トイレ休憩
  雪のかぶった山々ーーー
16:22〜16:40 トイレ休憩 ギュルセリ近く
  温室が見えてくるーーーまもなく地中海
17:45 ホテル・HARTY着(カルカン)





 8時30分にカムッカレのホテルを出発。アフロィスィアスに向かう。なだらかな茶けた平原にあちこちで杏やアーモンドだろうか、白やピンク花がと ころによっては満開になっている。緑が映えたところで咲けばもっと華やかなものとなるだろうが、周りにあまり他の樹木なく目立たない。10時過ぎにアフロ ディスィアスに到着。


   アフロディスィアス博物館の前で

   建物の石壁をリスが這っていた

 まず、博物館の前でトイレ休憩。それからアゴラを眺めながら、劇場に移動し、アクロポリスの廃墟の側を通って巨大なローマ浴場、オデオン(音楽 堂)、アフロディーテ神殿、哲学学校跡。そして、競技場とテトラビロン(四面門)を見学して、博物館を訪れる。

 アクロポリスの東斜面にある円形劇場は、1万人の収容能力があり、保存状態もよい。ビザンチン時代にここのすべてが埋められて、城塞となっていた そうである。舞台裏の石柱が林立しているあたり、劇場用の浴場とのこと。ベルガマよりやや小さいが、圧倒される大きさである。右端の半円形の礎石はプール とか。全体が楕円形をしていて、競技用に使われていたということ。

 アゴラを南から東、そして北側にぐるっと回りながら眺め、巨大ローマ浴場の側で説明を聞く。全くローマ人はどこの街にも神殿、アゴラ、浴場、劇場 を建設している。まあ、その前からあったものも修築しながらではあるが、そのエネルギーには圧倒される。このアフロディスィアスは、大理石が採れるババ山 が近く、このポリスには彫刻師の養成学校もあったそうである。


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