ツェルマット〜ロートホルンパラダイス〜ツェルマット〜ゴルナーグラート展望台
〜ローテンボウデン〜リッフェルベルク〜ツェルマット


 長い地下通路

 地下ケーブル乗り場

 ロープウェー乗り場

3時頃、目覚め、昨日の メモ。GPSの手入れ。うまくいくか不安だが、再度使おうと思う。
時45分にはホテルの前に集まり、ロートホルン行きの地下ケーブルカー駅に降りていく。M添乗員が、ホテル付近の住民から日本人客が 大声を出すとのクレームがあるので、静かに歩いてくださいとの注意がある。5時には、駅に到着。すでにトラピックスの別グループが来ている。5時15分の 出発ということだが、なかなか出るようにない。二人の添乗員が掛け合いに行くが、らちがあかない。結局,45分の出発となる。ここでの普通の始発時刻は, 8時からとなっており、早朝の運行は、日本の旅行社が特別に依頼して特別運行していることによるため。調整がうまくいかず結局遅れての出発となった。うま く日の出に間に合えばよいがやっと案内があり、長い地下通路を通って地下ケーブルのプラットホームに。45分に発車。次に8人乗 りのロープウェーで次の駅に。雲海を抜けきると薄暗い中にマッターホルンが見える。そこからまた70人乗りのロープウェーで頂上ロートホルンに。頂上前 で、マッターホルンのトップに朝日が当たり、赤く輝きだす。頂上駅に着くと皆急いで降りて、写真撮り。周りの山々が一眸できる。


 モンテローザ

 フィンデル氷河 

 モンテローザ遠景

 ゴルナグラート駅方向

 左の拡大

 左の拡大 ゴルナグラート

しばらく、写真撮りに夢中になり、お互いの記念写 真をとり、レストランに入り、朝食。いつものようなメニューのバイキング。狭い席で縮こまって食事をとり、また、急いで外に出て、景色を眺め、写真撮り。 レストランの裏側にも回って見て回る。

モンテローザも朝日に輝き、あちこちの山々が氷河 を抱え神々しい。歩き回っている地面を見ると苔のように見えた高山植物にたくさんの花を咲かせているのに気づき、踏まないように気をつける。ロープウェー の駅に行き着くと、瑠璃子さんやI夫人が虹が見えるという。側に寄ってみると人影の上に丸く虹が架かっている。グロッケン現象だ。写真に撮れるだろうかと 思いつつ、カメラに収める。

  ロートホルンパラダイスのその他写真
8時には、ロープウェーで下山。次には、ツェルマット駅に行く。ゴルナグラート線のツェルマット駅前で時間待ち。その前を少年が数十頭の山羊を連れて通 る。後ろから大人の人が山羊を追っている。その後ろを山羊の糞を掃除するための清掃車が付いてきている。観光用のイベントだなあと思う。
集合の声かけで、駅に入り、昼食弁当をもらい、今日のハイキングガイドの村上さんの紹介がある。村上さんに連れられて改札を通り、プラットに。9時40分 に出発。泊まっているホテルの側を通り、登っていく。雲海を抜けてマッターホルンが見え出す。ハイキングの出発点となるローテンボーデンを通り、ゴルナグ ラート駅に。


 ゴルナグラート行きツェルマット駅

 山羊の行進

 改札口

 雲海の下を

 ゴルナーグラート駅

 ゴルナグラート展望台から

村上さんの案内で、エレベーターに乗り、見晴台 に。そこで、山々の説明がある。いろいろと体験談を交えておもしろおかしく話す。一応の案内が済み、解散。一番上の展望台に上がることにする。Iさんに声 を掛けるが、高地で息苦しいから上がらないというので、瑠璃子さんに声かけして登る。さすがに息苦しい。ゆっくりゆっくりと呼吸を整えて登る。


 ゴルナグラートの頂上展望台から南面
  

 ゴルナグラート頂上展望台から北面

 モンテローザからマッターホルンまでの山々
     正面の山がブライトホルン。NHKのグレートサミッ ツで出た高地練習のために登っていた山

 ロートホルンの方向

 ロートホルン

 ロートホルン

 頂上展望台のその他のパノ ラマ写真

展望台には大勢のヨーロッパ人が。360度の視 界。天上の世界という感。遙かかなたに、今朝方行ったロートホルンが見える。ぐるりと山々の写真を撮って、ゆっくりと下り、待ち合わせの駅に降りる。Iさ んが我々の帰りを待ち、探していた。やっと出会い、心配を掛けたことをわびる。駅前広場でセントバーナード犬の前でグループ写真を撮っている。我々のグ ループの連中も撮ってもらっていてなかなか集まってこない。やっと集まり、電車で降りる。


 ローテンボーデン駅から

 逆さマッターホルン

 同 左

 リッフェルベルク近くを

 リッフェルベルク駅前

 リッフェルベルク駅

 逆さマッターホルンの拡大 写真                         

 
ローテンボーデンからリッフェルベルクまでハイキングで見た花々

ローテンボーデンで下車し、リッフェルベルクまで ハイキング。急な坂をスティックで足下に気をつけながら降りる。下からはJTBのグループが登ってくる。待ってもらって降りる。途中途中で村上さんから花 の説明があるが、後ろの方にいるため、一向に聞き取れない。まあいいやと気になるものにカメラを向ける。よく村上さんの説明する花を見ようとMさんの側の 岩の上に上がってカメラ撮り。終わって降りようとすると滑って転ぶ。Mさんがびっくりして大丈夫かと尋ねるが、私は滑ったときに転ぶと思ったので、自然に 転んだため、足もこねることもなく、ひっくり返る。ただ、ビデオカメラに小石が掛かり、フィルーターを傷つけてしまった。逆さマッターホルンの見える湖を 見下ろす場所に到着。うっすらとマッターホルンの頂上が湖面に映っている。我々の仲間の声かけで、昼食を食べながら、くっきりと湖面に映るまで待つことに する。弁当の袋を開けると、おにぎりが三個、クッキーに飴。青リンゴ一つ。海苔、醤油などが入っている。おにぎりはジャポニカ米だが、少し練ったようなお にぎりになっている。中に鰹節、味噌か、三種類のものが入っていた。しばらくすると湖面に写る山をビデオと写真撮り。それからまた下る。我々の隊列を中国 人のグループが追い抜く。下からはヨーロッパ人が登ってきてすれ違う。下の湖でマッターホルンの斜面をスキーで滑り降りた和田さん、三浦雄一郎さんがス ピード記録を出して、転んであわや岩と激突仕掛けた話、取材班が岩場で悪天候のため、6時間も立ち往生した話など、話してくれる間に、湖面にまた逆さの マッターホルンが写り、またカメラに夢中で収める。深い谷間や氷河を眺め、遠くの山小屋、ロープウェー、パラグライダー、岩山へのロッククライミングして 頂上を制覇している人々を眺め、足下の花々を見つめ、あまりの色の美しさに目を見張りながら下山する。1時間半過ぎてリッフェルベルクまで下る。線路下に は羊が数十頭、日陰で休んでいる。駅でトイレに行き、1時22分発だったかの電車に乗り、ツェルマットに。駅から歩いて、ホテルに。後から聞いた話だが、 われわれの仲間の7人ばかりが村上さんの案内で別の展望台に上がり、あまり旅行客が行かないところへ連れて行ってもらったとのこと。そこでは野生のエーデ ルワイスを見つけたということだった。我々も行きたかったが、70歳が来る者にとっては未明からの山歩きで、ほとほと疲れたので、ホテルでしばらく昼寝と 写真のパソコンへの保存、バッテリーの充電に勤しむ。
6時頃、Iさんから声がかかり、ツェルマット駅近くのレストランでの食事ということで、ホテルを出る。ぶらぶらと山々や家並み、庭を眺めながら下る。標高 が高いこともあって、小さい花が一面に咲いている。カメラを向けながら下る。


 ツェルマット駅近くの夕食レストラン

 レストラン内部

 無料サービスの飲み物

 スープ

 鳥料理

 フルーツポンチ

 ゴルナグラート行きツェルマット駅

 氷河特急のツェルマット駅

 家並みからマッターホルン

レストランは、ゴルナグラート出発駅のすぐ隣りの イタリアレストラン。今日は、今朝方の地下ケーブルカーの遅延のお詫びでワンドリンク無料サービスということで、私はビールを、瑠璃子さんはグレープ ジュースを。料理は、スープ、鶏肉の煮物に温野菜とスパゲッティ、デザートはフルーツポンチ。食事が終わった後、メイン通りを歩きながら、ショッピング。 Iさんが包丁を買いたいというので、日本人スタッフのいるお店を探しながら、あちこち見て回る。結局、ツェルマットの駅前に目指すお店があり、そこで買い 求める。こちらはあまりおみやげに向くものがないので、何も買わず。夕なずんできた家並みを眺めながら帰る。マッターホルンもこれで見納めだと思い、いろ いろなところから写真を撮る。
ホテルに戻り、GPSのデータをパソコンに取り込むが、データなしとの表示。実際に歩いてる途中で確かめた段階では動作していて表示されていたが、データ の記録ができていない。フラッシュメモリが壊れているのであろうか。結局、使い物にならない。このHolux_M-241は湿気に弱い。今後は防湿性の高 いものにしようと思う。
明日は最終日となるので、トランクの整理をして、出し入れをしなくて良いようにして就寝。

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