サンチャゴ・デ コンポステーラ

 ポルトから約240q。途中でバスの燃料パイプから燃料が漏れていて、通りすがりの運転手が、近くのメーカーサービスステイションまで案内をして もらい、約1時間少々かけて修理してもらう。もし、修理ができなければ、トラピックで東京から同じコースで来ているバスに同乗させてもらわねばと言ってい たが、幸い修理完了し、後も無事に移動ができた。その修理しているときにお隣には、豚の輸送車。同じようにエンジントラブルで修理中。狭い中に閉じこめら れ、喧嘩をするもの、諦めてボーっとしているもの。よく見ると豚の目の色に違いがあるのに気づいた。茶系統、黒、青い目のものもいた。運転手も退屈しのぎ に豚の相手をしている。サンチャゴに着く前、夕陽の美しい景色に見とれた。

 ホテルを午前8時30分に出発。サンチャゴ・デ コンポステーラの大聖堂を見学。まだまだ薄暗く、夜明けが遅い。サンチャゴ巡礼の最終地という ことで、この時期には少ないが巡礼者にも出くわす。古い聖堂は、長い年月を物語るかのように苔や草に蒸しているところもある。

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