第12日 2月25日(水) メルボルン
 今朝、腕時計の目覚ましで5時半、起床。6時過ぎに14階ホライゾンレストランで朝食。まだ日の出となっておらず、暗いが、船は接岸中。食事後、外に出て、船尾から写真撮り。隣の埠頭にも客船が接岸している。スピリット・オブ・タスマニアというフェリーだそうだ。











 7時45分にビバルディレストランに集合。50分に下船する。今回は6階に上がり、港のエプロンへ渡り、エスカレーターで降りる。
 サンシャインという会社のバス。客席が高い。現地ガイドさん、20数年になるヒデコさん。運転手はフランクさん。8時に埠頭を出発して市内へ。バスの中 で、ガイドさんがメルボルンの説明。人口が550万人。中心部が400万人。ギリシャ人が多いとか。スイスについで住みやすいそうだが、物価は世界で二番 目に高いとのこと。大学生のアルバイトが時給1,000円。最低賃金が1,700円。21歳以上となると2,100円。週給が500から1,000ドルく らいとのこと。郊外の住宅は一億円。中心部のマンションで2ベッドあると4,000万円とのこと。医療保険としては、公共の指定病院であれば、診察は無料 だが、薬品代を支払ねばならない。
 バスは、ちょうど通勤ラッシュに当たっており、ノロノロ運転。しかし、日本のような渋滞ではない。





 最初の見学場所の聖パトリック大聖堂には9時前に到着。砂岩の焦げ茶色で重厚な建物。建築に80年かかったとのこと。塔の高さは160mくらい。ミサは なく、聖堂内を見学することができた。ステンドグラスが美しい。金製の装飾がキラキラと輝いている。ぐるりと一周した後、外観を眺め、写真撮り。









 大聖堂を9時10分過ぎに出て、バスに乗り、フィッツロイ・ガーデンズとキャプテンクックの家の見学。樹木が生い茂 り、芝生も美しい中に石造の建物がキャプテンクックの生家である。住居よりも厩の方が大きい。2人の婦人が当時の服装でガイドをしている。入館すると有料 ということと時間もないので、外観だけ眺める。その後、温室を見学。ベゴニアがたくさん開花している。我々日本でみるものより一回りも二周りも大きい。色 も鮮やかである。その中に変わり紅葉が植えられ、泉水には金魚がいる。9時40分にバスへ。
  フィッツロイ・ガーデンその他写真















 次の観光としてロイヤルアーケード。アーケードに入るとガイドさんが下をみてほしいと言われ、見ると敷き 詰められたタイルで装飾されている。通りも多い。マグとパグの時計台があり、15分毎に鐘を鳴らすというので、10時15分まで、カメラを構えて待つ。 カーンと1つ鳴らしただけで終わる。瑠璃子さん道路の真ん中でマカロンを売っていて、欲しいというので、1つ買う。3ドル。アーケードを抜けて大通りに出 ると、大きなデパートやブランド店が立ち並んでいる。次の交差点を渡ると市庁舎の建物。その前を通り、市庁舎の角を廻る。バスが待っている。市庁舎の 壁にチルドレンチェンジとの標記がある。何の表示か尋ねると乳幼児のトイレとのこと。その先に大人のトイレがあった。バスに 10時35分頃に。









 次は、トラムに乗る。4駅ほど。乗車賃は無料とのこと。州議会前からフィンダーズ駅まで4駅ほど乗る。古い型の電車が有名で、つい最近ドイツから導入さ れてトラムはこのラインを走っていない。車内が混んでいたので、立ったまま写真撮り。車内で降車の合図は手すりにあるロープを引いて合図するようになって いた。



 11時20分にバスへ乗り込みレストランへ。その途中でクィーンズマーケットの側を通る。本日水曜日はお休み。月曜日もお休みとのこと。市場の中ではほとんど何もないが、一部、野菜だろうか、明日の市場の開場準備でフォークリフトなどが動いてた。




 11時45分にピッコロというイタリアレストランへ。ガーリックパターとトマトサラダをパンに乗せたもの。それと鶏肉とマッシュルーム入りのリゾットとトマトソースのスパゲッティ。飲み物は地元産のVBビール、8.5豪ドル。

 王立展示場

 同左

 メルボルン美術館

 全豪オープン会場

 同左

 中心市街遠望
 午後1時にレストランを出て、最後の観光として王立展示場へ。この建物は、万国博覧会の時に建てられたもの。写真撮りをした後、バスの車窓から、全豪 オープンの行われた会場や王立植物園、戦死者慰霊碑などを見ながら、14時15分港に戻る。乗船ターミナル2階の売店で瑠璃子さんがバックとミニリュック など購入。たくさんの人たちで時間がかかる。14時40分頃乗船し、部屋へ戻る。
 3時半に、果物が食べたくなったと瑠璃子さんがいうので、14階へ。窓際が空いていたので、リザーブの印としてハンカチを置き、果物とラーメンを持っ て席に戻るとニュージーランドの女性が腰掛けて食べている。スイカの英訳が分からず、ウエーターに聞くとウオーターメロンと聞き、その女性から日本では どんなフルーツが採れるかと話しかけられ、食べながら果物の話やクルーズの話をする。愛宕梨のことを話そうにも梨の英訳がわからず、リンゴに話を変えて話 す。

 乗船乗り場の売店

 乗船口

 14階 ホライゾンレストラン

 ラーメンとフルーツで間食

 給油するタンカー

 同左

 道路橋

 ボードで本船に接近

 出港・メルボルンを遠望



 午後5時過ぎ、下船が明後日ということもあり、イベントが開催される。5階であるのではと降りてみると催している様子がない。案内を見てみると14階の プールデッキでしていることが分かり、上がるとバンド演奏に乗ってブリンセスダンサーが踊っている。途中から乗船客を誘って盛り上げている。外を見るとも う出港している。15階のデッキに上がりメルボルンの街を撮る。

 レストランビバルディ

 メモンチェロ

 スープ



 午後5時半近くになり、K添乗員とともにいつものビバルディレストランへ。3分の一くらいだろうか。それでも6時近くとなると次々と来られ、7割程度席 が埋まる。料理は、牛肉のタタキ。ソースがない。厨房に問い合わせてもないとのこと。胡椒と塩を掛けた物で食べる。前の女性も何か欲しいといわれ、ポン酢 があるといいがというと、出してくる。もう我々食べ終わっていたので、もっと早く持ってきてもらえればと思い残念。次はスープ。メインはエビ料理。デザートはリンゴ のシュトルーデルとパニラソース。今日の飲み物はレモンチェロをいただく。同席の姉妹の方と飛行機の遅延などトラブルやどこの旅行が良かったか等いろいろ と話す。
 食事後、あちこち、催しを探すが適当な物がなく、取りあえずいったん部屋に戻る。
 一休みと思い、ベッドに横になると大いびき。8時半に起こされて、シアターの公演を見に行くが、席の空きがない立ちん坊でしばらく見たが、ずっと前に見 たこともあるので、14階に上がりフルーツを食べる。






 その後、再度5階に降りる。マオリなどのダンスのイベントは始まっていないが、しばらくして開 演する。これまで教室で習った教室生が講師と一緒にダンスを披露する。男性の戦士の踊り、女性の踊り、それからズンバなど。見ていた船客も誘われ、ディスコ 大会となる。瑠璃子さんも添乗員のKさんに誘われて仲間に加わる。H添乗員も踊りに参加。だんだんと動きの激しいダンスになってきたので、明日へ支障が出 ないかと心配していると、本人も遣り過ぎては駄目だと自覚し、踊りの輪から抜け出る。部屋に戻り、汗をかいたので、ジャグジーに行くことになり、着替て 14階のメインプールのジャグジーにいくと南欧系の母娘が入っている。入らせてもらえるかというと、良いとうなずくと入れ替わってくれる。熱いお湯であっ たので15分ほどで出て部屋に戻る。明日は終日航海日で、朝、9時15分から下船説明会。クルーズもあとわずかとなった。

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