第11日 2月24日(火) 終日航海
昨日、寝付けず。午前4時前にトイレ。7時頃瑠璃子さんに起こされる。食事に行く前に昨日の残りをパソコンに打ち込む。8時頃朝食に14階へ。隣の部屋
に宿泊されている下関の方と同席させてもらう。食事後、私は15階デッキを散歩がてら写真撮り。陸が遠望できる。方向からしてオーストラリア大陸だと思っ
た。ところが、双眼鏡を持ってこようと部屋に戻り、テレビでナビを見ると、タスマニア島の東側をメルボルンに向けて航行中。オーストラリアと思っていたのはタスマニ
ア島であった。夕べ、ホバートを出港して14,5時間経過しているので、もうオーストラリアにと思っていたが、予想外。
15階デッキに再度上がり双眼鏡で覗いてみると白い砂浜や灯台が遠望できる。あちらこちらと双眼鏡を向けていると海鳥が飛んでいる。海カラスかカツオド
リだろうか、アホウドリも見える。ぐるりと一周して7階のクラブフュージョンへ行く。瑠璃子さんがズンバフィットネスを楽しんでいる。K添乗員も踊ってい
る。10時からのタップダンスも引き続いて踊っている。私は傍らのソファーに腰掛けてパソコンに勤しむ。
瑠璃子さん、ダンスが終わり、汗をかいたので、部屋に戻ることにする。途中で土産物の不足分を買うというので、ショップに立ち寄り、チョコレートを買って部屋に戻り、一休みする。部屋で瑠璃子さんは午後の抹茶パーティの準備。私は写真の取り込みと縮小に励む。
11時半に5階のサブォイレストランへ。英国風パプ料理。加古川のご夫妻と同席。家でどう過ごすか、認知症対策などなど話しながら食べる。瑠璃子さんはフィッシュアンドチップス。私のは料理名が失念したが籠の中にチップスとエビのフライ。ビールはバドワイザー。
午後1時半に、14階へ抹茶道具などを持って上がる。瑠璃子さんは和服に着替えて。添乗員のKさんとHさんが席を予約してくださり、しかもこぼし代わり
のミニバケツとお湯の入ったポット2つ用意していただく。周りで食事していたアメリカ系の東南アジア人が珍しそうに、写真を撮りにくる。ヨーロッパ系の背
丈の高い男性もやってきたので、一緒にどうぞと勧めると飲んでくださる。招待した英国人と米国人ご夫婦もおいで下さり、味わってもらう。まろやかで美味し
かったとの感想。お隣の東京からの男性も飛び入りで味わっていただく。我々のツアー仲間10人と東京からの6人の皆様、それにお二人の添乗員にも味わって
もらう。それで、抹茶が切れてちょうど予定の時刻の3時となり、抹茶パーティを終了。
今日は、フォーマルデーなので、午後5時前には着替えて5時半にビバルディレストランへ。6人席で浜松と広島のご夫婦ご一緒に食事をいただく。前菜は帆
立、スープはトマト風のものを瑠璃子さん、私のは冷製スープ、メインはロブスター。デザートは瑠璃子さんメレンゲ、私はチョコレートムース。コーヒーとと
もにいただく。
料理のメニュー デザートのメニュー
そこでサプライズがある。私たちと広島のご夫婦が金婚ということでウエーターさんが集まり歌っていただき祝ってもらう。広島のご夫婦が5月
の金婚を迎えるということでH添乗員へお知らせしていたことから、今夜のサプライズとなった。我々が初日に祝ってもらったのはどうもフライングしたようだ。
お陰で二回も祝ってもらった。隣のテーブルでは誕生祝いの方がおられて、祝ってもらっていた。記念品として写真入れをいただいた。それに船長からのお祝い
状。
そうした中でビバルディレストランのスタッフが入り口に集まり、コーラスの披露がある。このようなサービスはこれまでのクルーズで初めて。夕食が終わり、5階のカフェに立ち寄り、日本人スタッフのSさんに声をかけて部屋に戻る。
8時前にシアター。広島のご夫婦と一緒になる。ほぼ真ん中の席が取れ、一緒に観賞する。今日は、ピアニストとバンドの演奏。オーストラリア人でピアノが
うまい。クラシックのリストの狂詩曲やチャイコフスキーのくるみ割り人形の曲をアレンジして演奏。ムソグルスキーのクマンバチもある。ピアノを寝そべって
弾いたり、お尻で弾いたりとパフォーマンスがオーバー。観客を湧かせる。9時に終演。
部屋に戻って、水着に着替えて15階のスパに行く。ジャグジーにサウナが無料で入れるというので行ってみると、広島のご夫婦が入っている。少し温いし屋
外であることから、我々は14階のいつものプール側のジャグジーに行く。お湯が熱い。15分で部屋に戻る。ドアに阪急通信が入れてある。明日は7時45分
集合というので、5時半に起きなければと瑠璃子さんに目覚ましのセットを頼まれる。
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