第10日 2月23日(月) ホバート
今朝、6時半起床。7時頃に14階ホライゾンレストランへ。大勢の人で一杯。お粥と果物で朝食。福岡の人と相席に。外では、曇りで少し木漏れ日が出てい
る。少し寒そうなので、ウインドブレーカーを来ておく方がよさそう。オーストラリア・タスマニア島のホバート港に午前8時に入港。午前8時45分にいつものビバルディレ
ストランへ集合し、下船。
午前9時にバスにて出発。現地ガイドは、Tiさん。50代の男性。ホバートの郊外に出て、ダーウント川沿いを走る。ガイドさんによると、現在の平均気温
は23度とのこと。しかし、昨日は27度まで上がったという。タスマニアは68,800平方キロで人口50万人。そのうち、在留日本人500人程度とのこ
と。牧畜が盛んで、羊が300万頭。細い羊毛で知られていたが、最近は少なくなり、牛の飼育や葡萄酒用のぶどう、リンゴ、サクランボやホップの栽培が行わ
れているそうである。牛は150万頭。イオンにタスマニア産の牛肉が出荷されているとのこと。冬も暖かく、平均気温が13度。寒いときで0度。緯度も青森
県と同程度。最近は林業も盛んでユーカリを栽培してパルプ用のチップ製造している。一時は日本へ輸出されていたが、最近は中国への輸出が多くなっていると
のこと。電力も水力が95%、残り5%は風力。火力は臨時として。

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ラディアーナパインの実
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同左の花
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餌をねだるカンガルー
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タスマニアデビルのビデ1 ビデオ2 ハリモグラ
9時40分頃に最初の観光、ボノロング動物園に。タスマニアとオーストラリアの固有種が飼育されている。入園して最初の小屋にはブラックスネークという
毒蛇。猛毒であるとか。その近くに金柑より少し小さい木の実がなっている背丈もない樹木がある。尋ねるとラディァーダパインというそうで、茄子にも似てい
る。次はオウム。小さくてカメラで捉えられず。カンガルーが餌を求めて参観者道路に出てくる。離れたところでカンガルーがボクシングをしている。滅多に見ることができないそうだ。一番の目玉であるタスマニアデビルがいるが、駆け回っていて
なかなかと写真撮りができない。コアラは眠っているので、カメラに収めることができる。タスマニアデビルもやっと飼育エリアの上側から捉えることができ
た。走り回る。その側に針土竜がいた。これも貴重な絶滅危惧種であるとのこと。タスマニアデビルも皮膚がんが伝染して生息数が大幅に減少しているとのこ
と。
10時半頃に動物園を出て、マウントフィールド国立公園へ向かう。周りには牧場があり、牛、馬や羊が飼育されているが、数は少ない。防風林に囲まれたリンゴ、サクランボやホップが栽培されている。峠を越えて1時間半近くで目的地に到着。
マウントフィールド公演の見所が3つあるとのこと。1つ目はラッセル滝、2つ目は背丈ほどの羊歯林、3つ目が高木のユーカリ。広葉樹としては世界一との
こと。103m。樹木だと一番高いのはアメリカにある針葉樹で127mだそうだ。入園するとその高木ユーカリが目に入ってくる。幹周りも5,6mはありそうである。ただ
ユーカリは樹齢50年ほどで枯れてしまうそうである。倒木のまま放置されているのがあちこちで見られる。羊歯林は背丈を超える幹の太いのが密集している。
ラッセル滝は高さ50m。見学した一番奥にある。ガイドさんに写真撮りしてもらう。一通り見た後、見学したコースを戻る。途中でH添乗員がワラビーを見つ
ける。私も探すが見つからない。瑠璃子さんは写真に収める。川にはマスやカモノハシがいるというのだが、浅瀬ばかりでいるようにない。
マウントフィールド公園パンフレット
12時30分に出発して13時頃、昼食レストランに。軽食バイキング。サラダ、蒸し焼きの鶏肉、鱒、アスパラハム巻き、カマンベールチーズ、イチゴとパ
ン。飲み物はビール。値段は8ドル。食べ終わって、レストランの傍らで鱒を養殖しているというので、見に行く。ツァー仲間から、この池にカモノハシがいる
そうだ。レストラン内に掲示してある写真でみたとのこと。あちこち、探す。池から池への用水にカモノハシがいるの見つける。幾度も呼吸するために次の池で
度々水面に浮かぶ。皆さん、出てきて写真撮り。
14時にレストランを出て、マウントウェリントンへ向かう。海抜1,270mの山で、ホバート市内を見下ろせる眺望の良いところだそうだ。辿って
きた道を戻り、ホバートの街を通り抜け、マウントウェリントン登山道を登る。この道は1930年代不況のとき、雇用補償のために行われた事業である。15時20分に着くが、1,000m超えた段階でガスがかかり、眺望が利かない。トイレを済ませ、早々に立ち去る。
ホバートへ帰るところで、買い物によいところというサマランカ通りで途中下車する。サマランカという小さいスーパーを物色。ハンドメイドのチョコ
を見つけ購入。そこから、歩いて乗船場までいく。港に帆船が三隻。海洋観測船も停泊している。跳ね橋を渡り、乗船埠頭に到着。建物の中に土産物店があり、
見て回るが買う物はない。カードを提示して乗船し、部屋に戻る。
5時半、いつものビバルディレストランへ。今日も少ない。窓際の席に。関東からのグループのご夫婦と姉妹で来られた人と一緒に。姉妹のお姉さんの方が、バスでの車酔いでまだ気分が悪いということで1人ておいでになっている。
チョイスした料理は、前菜が冷たいメロンカクテル、サラダは私がレタスとゆで卵、瑠璃子さんはイチゴのスムージー、メインは帆立。デザートはスコッチタ
ルト。瑠璃子さんはフルーツタルト。
料理のメニュー デザートのメニュー
食事後、しばらく部屋で休んだ後、アトリウムでピアノ演奏。8時半からはシアターでの音楽とダンスのショー見物。その
後7階ホエールバーにてギターとボーカルの演奏。
9時半にアトリウムへ。今日はイベントとして天井近くに一杯の風船をネットで吊るしており、それを45分頃に落とすという。ステージーショーのダンサー
がプリンセスの乗員の制服でダンスの披露。男性のボーカルで来場者を盛り上げ、司会者のカウントダウンの後にネットを外すと風船が怒濤のように落下してく
る。風船のいくつかにはガム等のミニ賞品が入っている。風船を参加していた船客が割ってにぎやかす。
14階へ上がり、フルーツを食べてから、私は15階へ上がりデッキで星を見るが、曇り。部屋に戻る。エレベーターホールで瑠璃子さんに会う。先に戻った
のにどうしたのかと尋ねると迷って別の階に降りたとのこと。着替えて14階へ戻り、ジャグジーに。いつもの熱い方は掃除中。すこしぬるい方には中国人の子
ども連れ夫婦。一緒に入れてもらう。主人の方から話しかけてくる。片言の英語で。仕事はヤマハの携帯の部品を製造しているとのこと。子どもには日本語の挨
拶言葉を教える。ジャグジーで温もったので、部屋に戻りカードを差し込んでもドアが空かない。カードの磁気がいかれたらしい。よくよく考えてみれば、昼間
にはシャツのボケットへスマホと一緒にいれたためと思われる。6階のカウンターへ行き、たまたまいた日本人スタッフに直してもらう。
無事に部屋へ入れ、12時半まで、今日1日のことをメモる。
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