アントワープ
![]() 市庁舎 旗竿が一杯に付いている。行事があると各国の旗がかけられる。 |
午後1時バスで、アントワープへ。午後2 時頃、昨日のレストランに行くときに駐車したスヘレベ川沿いの元市場跡に着く。昨日通った道筋でマルクト広場に向かう。途中で遠望できるステーン城の説明 を聞き、カメラ撮り。ステーンとは英語のストーンと同義。カール5世の命令によるもの。マルクト広場は、昔の市場の広場ということ。マルクトはマーケッ ト。市庁舎を眺め、その前にあるアントワープの語源になった銅像の説明。シーザーの甥がスヘレベ川で通行するものから金品を奪っていた巨人を打ち倒し、手 首を切り落とそうとする像だ。ハンドがアントに。ウエルヘンが投げ込むという意味。それでアントウエルぺンと言われている。アントワープは英語読み。
![]() ステーン城 |
![]() 二階建ての馬車 |
![]() ルーベンスの祭壇画 |
![]() 天井のフレスコ画 |
![]() ルーベンスのキリスト降架図 |
![]() ノートルダム大聖堂の塔 |
それからフランダースの犬で有名になったノートルダ
ム大聖堂へ移動。大聖堂の前で自転車の曲芸乗りがいて呼び寄せをしている。大聖堂に入り、Oさんの説明を聞き、ルーベンスの聖母昇天など3点の絵を見る。
フランダースの犬についてこちらの人は初めは全く知らなかつたようで、日本人がここを訪れて尋ねるものだから観光の目玉として売り出しているようである。
この作品はもともとイギリス人の作家がここに観光にやってきて、犬に荷車を引かせている様子を見て、愛犬家の多いイギリスでは考えられない光景に驚き、こ
の印象をきっかけにこの作品を書いたようである。これが日本や韓国で翻訳し、アニメ化されてテレビで放映し、一躍有名になり、日本人が多く訪れるようになったとのことである。特
にアニメはここの様子を克明に描写していることからでもある。大聖堂を出て、元のスヘレベ河沿いの駐車場へ。
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