第8日 9月19日(金)
夕べは入眠剤を飲まずに寝る。午後10時半ぐらいには寝付く。寝付きは良かったのだが、夢を度々見て、何か恐ろしいものであったのか、声をあげるが、何の
夢か覚えていない。これまでの疲れがたまっていたためだろう。昨晩、風邪気味かのどが痛くなりそうだったので、以前もらって残っていた薬を飲んだ。5時前に
一度トイレに行き、6時には起きる予定だったのが、目覚ましにも気づかず、瑠璃子さんに声かけられ6時半に起床。
7時前にレストランで朝食。少し控えめに。外は上天気。乗鞍の頂上を目指そうと思っていたが、行き帰りに結構時間を要するようなので、これを諦めて新穂高ロープウエーに行くことにする。

乗鞍岳
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乗鞍岳頂上
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休暇村乗鞍高原から新穂高ロープウェイへの走行図
8時過ぎ、宿舎を出発しようとすると、瑠璃子さんと思い違いが起きる。乗鞍の山頂へまず行くと思っていた。せっかく来たのに行かないのはおかしいと言わ
れる。私は乗鞍山頂から戻ると11時頃になるので、新穂高へは午後になることから、雲がかかって間近に穂高連峰を見ることができないと思っていたので、乗
鞍山頂へ上がるのを諦めていた。この乗鞍山頂ということばに行き違いが起きた。瑠璃子さんは山頂バス停から乗鞍山頂へ行くことは飽きらめると考えていたよ
うだ。私の言葉足らず、おかんむり。バスも出た後なので、新穂高に向かう。下る途中で、乗鞍山頂の全景が見れる場所で写真撮り。

笠ヶ岳
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西穂高
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高い山々の左端 槍ヶ岳
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白山遠望
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白山
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左端 槍ヶ岳
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9時半頃にロープウエー駅近くに到着。ところが間近になったのに場所が分からず、谷向こうへ迷い込み、教えてもらい、駅の傍らに駐車。500円。間もな
く出発とのアナウンスがあったので、急いで発券売り場に。1人2,900円。40人乗りの第一ローブウエーに乗り込む。一杯。それに韓国の団体客が乗り込
もうとする。入りきれないので3人ばかりが乗り、出発。第2ロープウエーは120人乗りで1階が70人で2階には50人。2階へ乗り込む。上がるにつれて山々
が見えてくる。進行方向には西穂高。右の方には焼岳。左には槍ヶ岳。6分ほどで到着。駅の4階の展望台に上がり山々を眺める。記念写真撮りのお兄さんが今
日はなかなか見えない白山が望めると言われ、見ることができる。何度も何度も山々を写真撮り。 ロープウェイ頂上付近の地図
展望台を降りて、周りの林を散策し、草花を撮る。樹林帯を抜
けて見晴らしのよいところはないかと見たが、ずっと続いているようなので諦めて展望台に再度上がり、写真撮り。先ほどより、山々の陰影が少し違うようだと
瑠璃子さんがいう。少し山肌の陰影が変化してきている。白山は雲の影響か山肌の陰影が不鮮明になっていた。
神戸からのご夫婦と瑠璃子さんが話していた。奥さんは津山の出身。どこからと言うので岡山の西大寺と答える。このご夫婦は度々来られているようで、乗鞍
の山頂の方がもっと素晴らしいよと言われる。残念ではあるが、私にとってはこちらでの間近に見える迫力ある山々に臨めたことで満足である。
10時45分出発の便で下山。そのゴンドラの中で、父親と息子さんが話しているに、少しずつ雲がかかってきたから、これから上がってくる人には、このよ
うな山々は見えないだろう、良いときに上がれてよかったといっていたが、本当にそう思った。七十代半ばに近くなった私にとってここまで車でやってくるこ
とは二度とないであろうから、これだけの山々が見えたことは幸いであった。
高山へは12時半に到着。やっと自動清算の駐車場に停めて、古い町並みの通りを散策。
高山での散策図
途中の蕎麦屋さんで私は笊そば、瑠璃子さんはわかめ蕎麦。合わせて
1,500円。それに、串刺しのおかき200円や飛騨牛の串焼き500円。通りを大勢の観光客が歩いてイる。中国人や韓国人も多い。8月の集中豪雨があっ
た川を渡る。蕎麦屋さんのお姐さんに尋ねると、ここら辺りは被害はなかったが、下流では車が流されたり大変だったとのこと。
13時半過ぎに高山を出る。高山郊外から高速に入る。ここは無料。

ひるがの高原サービスエリア
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関サービスエリア
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三木サービスエリア
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名古屋、富山間の高速道に入り、ひるがの高原サービスエリアでガソリンを補給。この旅行で一番高
い。188円で39.12リットル。運転を瑠璃子さんに替わってもらう。少し居眠りをする。岐阜近くの関サービスエリアでひと休憩し、売店で土産物を買うと
コーヒー一杯100円のサービス券をもらい、アイスコーヒーを買って車に戻り、私が運転を交替。名神も京都、吹田、宝塚と渋滞しながらも無事通過。途中、
三木サービスエリアで夕食にと、おにぎりと柿寿司、串天などを買って、再び高速へ。順調に戻り、備前で降りようとするとETC故障との表示。やむなく和気のイ
ンターで降りる。無事に帰宅。今朝は背中の右側が凝って痛かったが、新穂高の山が見えたことで薄らぎ、戻ったときは少し凝りがある程度。まずまず思い出の
残る旅でした。
来年の2月にはニュージーランドとオーストラリアのクルーズに行きたいと思っています。この旅行で海外は打ち止めにしたいと考えています。楽しみにしています。
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