天 草   天草の地図


 天草第一橋

 天草第二橋

 天草第三橋

 天草第三橋から見た島々

 天草第四橋

 天草第五橋

 高千穂からひたすら山の中の道を走り、日暮れてやっと天草五橋を渡る。せっかくの多島美も暮色に埋まり、残念。天草の上島を通って今夜の宿泊の本 渡の国民宿舎へ。天草諸島ということだから、小さい島々ばかりと思っていたが、この上島が以外に大きな島で40分ぐらいかかる。明くる日にもう一度五橋を 見に来てもよいと思っていたが、諦めた。宿泊した天草シーサイドホテルは町の中で、海峡水道沿い。建物もリニューアルしているのか、案外きれいであった。 夕食もまずまず。鯛のあら煮がおいしかった。一泊二食で7,400円。


  天草シーサイドホテル

  富岡城

  富岡城から眺めた雲仙岳

  富岡城

  大江天主堂

  牛深フェリー乗り場

 25日、午前8時過ぎに宿を出発。上天気の中を天草下島の東シナ海側を走る。青々として海を眺めながら走っていると半島の山の上に白い建物が見え る。何だろうかと近づいてみると復元された富岡城であった。島原の乱のときにも幕府軍がこの城に立てこもったそうである。天草にはあちこちと温泉がわき出 ているようで、この城の側に公営の温泉センターがあった。お城の展望台から北方に、島原半島が見え、雲仙がかすかに望める。富岡城のすぐ近くに四季咲岬と いう案内があり、訪ねてみる。花壇がこしらえてあったが、花が咲き乱れているようにはなかった。


 四季咲岬灯台

 四季咲岬で咲いていた見知らぬ花

  大江天主堂

  崎津天主堂  

 富岡城と四季咲岬を訪ねた後、天主堂を是非とも見学したいと思っていた。下島を南へ相当下ったところの峠下り道で丘の上に立つ天主堂が見えた。立 ち寄ろうということで丘の上まで車で上がる。そこが大江天主堂であった。中を拝観されていただく。写真撮影は禁止。木造で最近修築されたようで、きれいで あった。畳敷きの天主堂があると思い、しばらく海岸沿いを走っていると、旧道沿いに天主堂があるとの標識に気づき、後戻りして、旧道の細い道を進む。集落 の中を走ると小さな数台しか止められない観光客用の駐車場があり、止めさせてもらい、訪ねてゆく。集落の海近くに崎津天主堂がある。ここも中は撮影禁止。 拝観すると、これが畳敷きの教会であった。現在は、畳の上に折りたたみイスを置いている。それだけ参拝者がお年寄りが多くなっていることだろう。見学した 後、集落を抜けて、元の国道に戻る。集落の方を振り返ると天主堂が見える。写真を撮るのにちょうどよいことに気づくがすでに遅し。
 やっと牛深に12時前に到着。13時の出発。フェリー乗り場のレストランで昼食を摂る。私は、海鮮丼(1,260円)、瑠璃子さんはマグロ丼 (1,050円)。量もおいしさもまずまず。
 13時にフェリーに乗船。料金3,180円。所要時間30分。対岸は長島の蔵之元というところ。海峡の潮流は早いのか、渦も巻いていた。
 出水の鍋鶴飛来地へも訪ねようかと思ったが、少しくたびれたことと、場所がよく分からないので、諦め、鹿児島に向かう。串木野までゆくと、高速道が整備 されており、鹿児島の宿泊地には16時半に到着。城山公園近くの国家公務員宿舎。建物の設備はよい。2泊して素泊まり二人で21,200円。6階に大浴場 が、自然温泉。お湯は塩味がする。少し濁りがある。

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