高千穂神社、天岩戸神社、国見ヶ丘

 高千穂峡の観光の後、高千穂神社を訪ねる。駐車場に車を置いて、昼食を摂っていると、白の乗用車が入ってくる。よく見ると岡山ナンバー。神社に参 拝していると、先ほどの乗用車の人がおられ、どちらからとお聞きすると、鴨方からとのこと。先月末から東京、北海道へと旅行しているとか。九州も長崎、天 草を回ってこちらにということで、あまり長い間家を留守にしているので、もう帰る予定にしているとのこと。
 境内に、幹周りが8mという秩父杉と名付けられている立派な杉が生えている。真っすくに立ち上がった堂々とした大樹である。

 高千穂神社で、国見ヶ丘への経路を聞くついでに、他に見るところはと尋ねると天岩戸神社へと勧められ、訪れる。約7km。なかなか、風格のあるお 社である。本殿の谷間向かいに天岩戸があるそうで、社を通して眺めることはできなかった。この社から谷に下ると、天安河原・仰慕窟というところがあるとい うので、行ってみる。幽谷の趣のある谷際の路を辿っていくと大きな洞窟の中に鳥居、社がある。周りには石を積み上げた塔が無数に見られる。途中で我々と同 年配のご夫婦が参拝にきていた。帰り道でご主人がぎっくり腰になったようで休んでおられ、瑠璃子さん、杖でもあればといって探してあげる。われわれが駐車 場から出るときに、先ほどの夫婦が無事にあがってこられ、安堵する。


      国見ヶ丘の眺望  阿蘇が遠望できる。中岳は雲がかかっている。根子岳が右側

  高千穂鉄道(休止)鉄橋
   阿蘇連山を背景に

  国見神話の石像か

     高千穂盆地

 天岩戸神社から再度高千穂の町に戻り、高千穂峡に架かる高千穂大橋の下を潜って国見ヶ丘を目指す。案内表示を見過ごし、引き返して登る。くねくね とした急カーブを15分ばかり走ると展望台駐車場に到着。我々以外の観光客はいない。北側は、遠く阿蘇の山々が望める。南側は、高千穂盆地。渓谷に架かる 橋がいくつも見える。
雲海橋から高千穂峡の眺望ビデオ


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