茅打バンタ・辺戸岬

 古宇利島から沖縄本島に戻り、一路辺戸岬に行く。1時間ばかり海岸沿いの道路を走る。余りカープもなく、よく整備された道路であ る。
 目的地近くなって、辺戸岬へという道路標識をうっかり見過ごし、宣名真トンネルへ入り込み、Uターンして、標識に従って山道に入る。急坂で細い道。登り つくと、広い駐車場があり、茅打パンタの案内がある。何かよく分からないが、駐車して案内表示に従って見学に行く。崖の側に出る。見晴らしがよい。
 案内を見ると、崖から茅を投げ捨てても風で吹き戻される崖ということでこの名前がついたとのこと。バンタとは崖のこと。
 高さ70mという見下ろすと足がすくむような高さ。案内に従って登ってきたためにこの絶景を見ることができた。
 そこから辺戸岬を目指して行くと、金剛石林山という案内がある。物珍しさもあり、入っていく。案内売店があるので、尋ねると、ここからマイクロバスで案 内があり、一人600円。向こうで1時間半ばかり歩いて見学するとか。石灰岩の巨石が林のように立っているというもの。あまりの暑さでお昼にもなっている から、行くのはよすことにして、辺戸岬に向かう。

  茅打パンタ

 辺戸岬はそこから、20分程度ほどで到着。車を置いて、岬の先まで行く。若いグループが何人か来ており、男の子が手すりから出て崖の縁から海をの ぞき込んでいる。何かと思ったら、ウミガメが浮き上がってくるとのこと。カメラを構えていると浮き上がってくる。なかなか撮りにくい。瑠璃子さん何回も挑 戦。


  ウミガメ 子亀のようだ

  レストハウス

  テレビで見たハワイ島の花とそっくり

 ウミガメのビデ オ

 レストハウスに寄って昼食。瑠璃子さんは焼き肉定食。私はソーキ蕎麦。焼き肉定食もソーキ蕎麦も一昨日食べた物よりよかった。値段は800円と 580円。すこし高い。お客さんも我々以外の二人。昼食後、再度岬に行く。本島側が見える岬で、波がなく、浅くて海底が見える。潜ってみたいような所であ る。


  沖縄花図鑑から「クサトベラ」

  テレビで見た花
 駐車場への帰り道で白い花を瑠璃子さんが見つけて、以前放映されたハワイ・オアフ島のトレッキングで見た花とそっくりと言う。確 か、海側は下半分に花びらがつき、山側では上半分に花びらつくという花だった。名前は思い出せない。また、ビデオで確かめてみようと思う。
 後日、調べてみた。オアフ島の花は「ナウパカ」と言い、マウンテン・ナウパカは下半分に花びら、海側に咲くナウパカは上半分に花びらということだから、 この花はよく似ているが、ハワイの海側で咲く「ナウパカ」は上半分に花びらが付くというと違うようだ。沖縄花図鑑でみると「クサトベラ」と言い、海岸のア ダンの木などと群生すると書いてある。



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