第3日 釜山〜慶州(石窟院、仏国寺、古墳)観光〜釜山 6/26
釜山で下船するため、午前7時45分の集合ということで、今朝は5時に起床し5時半に14階のホライゾンコートで朝食。スモークサーモンとサラミソーセージ一枚、ヨーグルト、スイカとパイン、お粥を食べる。飲み物は牛乳とコーヒー。朝早かったが、お客さんが次々とやってくる。客室に戻り、しばらくベットに横になり、読書。7時半に集合場所のマーキスダイニングに。入国審査票をM添乗員が集める。後で説明があったが、この入国審査票は台湾入国用であったとのこと。韓国側の入国係員からの連絡で、パスポートの写しとクルーズカードで入国できるようになった。
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午前8時に下船し、専用貸切バスに乗車、すぐに慶州へ向けて出発。バスが動き始めると阪急の添乗員のMさんから、昨日来の不手際について断りがある。不手際の理由として、当初船会社との調整で、優先的に乗船出来る予定であったのが、一般と同様な扱いになり、そのため、乗船が遅延し、避難訓練の時間も遅れ、夕食に間に合わなかった人が出たり、また、飲み物で有料と無料の連絡がなく、有料のミネラルウォーターを注文させられたりしたなどのトラブルが起きたこと。乗船してからの注意事項などの案内がなかったことなどについて、これまでであれば、どこかの空いたレストランとかラウンジでツァー客全員に説明を当初予定していたが、同じ船客のアメリカ人などからのクレームがあり、中止させられたこと、どうしても連絡が付かないときに夕食時などに添乗員が連絡にきていたが、それも止められたとのことであった。そうした船会社の扱いには我々日本人客としても釈然としない。今後はプリンセスクルーズは利用しない気持ちになった。フューチャークルーズの扱いについても柔軟で迅速な対応ができていない。そうした断りがあった後、現地ガイドから今日の観光地の案内があった。この現地ガイドは50歳代の女性でベテラン。少し日本語に癖があるが、なめらかに喋ることができる。日本の方にも修学旅行生やツァーの添乗で来るそうである。日本の回転寿司や温泉が好きで、自由時間に楽しむようである。それにタクアンが好きでお土産に買って帰るとのこと。
9時35分に慶州近くのドライブインでトイレ休憩。
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9時45分にドライブインを出て、石窟院に向かう。標高500メートルの山上にあり、高度を上げるにつれて、霧が立ちこめ、雨も降り出す。10時10分には到着。約15分ほどうっそうと茂った林の中の道を歩く。シマリスが道路を横切る。自然の濃い雰囲気。この山は日本海からの風でよく霧が出るそうである。石段を上がって石窟院に到着。石積みの石窟の中に40数トンの釈迦如来像が祭られている。日本の東大寺の大仏と同様の柔和なお顔である。日本統治中に一度解体して日本に持ち帰ろうとしたようだが、この雰囲気を壊すということで、取りやめたとのこと。ただ石墨を直すときにセメントを使って復旧したことで湿気が籠もり悪影響を及ぼしていることが分かり、現在は空調で劣化を防いでいるとのこと。従ってガラス越しに見る。見学を済ませ駐車場に戻り、トイレに行き、11時に仏国寺に向かう。
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仏国寺は石窟院の麓。11時15分に到着。55分まで見学。横長い回廊と山門がぐっと迫ってくる。正面の山門から入らず、右側から回って境内に入る。大きな石造の多宝塔がある。その左側には釈迦塔があるが、現在修復中。回廊や堂宇には、5色で彩色されている。本殿である大雄殿には釈迦如来像が祭られている。正面の石灯籠の方形窓からお釈迦様のお顔が拝める。
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回廊を降りて下の段に極楽殿があり、その前には金ぴかのブタの象が設置されている。日本の十二支のイノシシが韓国ではブタだそうで、このブタに触ると幸運が訪れるとのこと。予定時間にバスが出て12時15分頃レストランに到着。
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骨付きカルビの焼き肉。余りよい肉とは言えない。麦酒を注文5000ウォン。余り美味しくない。キムチ、キュウリの漬け物、刻み昆布、もやし、刻み海苔。焼き肉は菜っ葉に載せ、味噌を塗ってくるんで食べる。13時に出発ということで急いで食べる。
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予定どおり13時に出発して10分で古墳公園に到着。古墳がいくつも並んでいる。その中で天馬洞に入る。ここの古墳は木かくの上に頭大の石を積み上げて作っているため、盗掘しようにも石が崩れるので、盗掘を免れており、よく埋蔵品が残っている。黄金の冠やベルト、鼎や武器、馬具などなど。
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古墳の周りは良く整備されている。35分に出発し、紫水晶店に立ち寄り、14時に釜山に戻る。
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15時15分頃に停泊地に到着。お土産店で私は海苔、瑠璃子さんはクリームを買う。それで5000円で55000ウォンを両替していたのを全部使い切る。船に乗船して客室に戻り、コーヒーを飲みたいと言うので、5階のラウンジに行き、コーヒーチケットが7個残っていたので、カプチーノ6杯とアイスコーヒーを注文。それにクッキーが付いてくる。美味しかった。17時に出港するというので、14階の上甲板に上がり、船が離岸する様子を見る。韓国衣装を身につけて鐘と太鼓を打ち鳴らしながら踊り、見送ってくれる。我々も手を振り、見送りに応える。船はゆっくりと左にバックし、船首を西南に向けて釜山港を出る。
![]() エビ入り揚げ春巻き |
![]() 同左 |
![]() トムカガイというチキンとバンウコウのスープ |
![]() 車エビのスイートサワーソース |
![]() ラズベリークレームプリュレ |
![]() クリームチーズとバタースコッチのケーキ |
![]() アルミ箔でスワンに |
![]() 大阪の夫婦と記念写真 |
![]() 14階でシャッフルゲーム |
17時半にはマーキスダイニングに降りる。いつものテーブルに。チーフウェーターがミスタービーンさんというタレントによく似ている。昨夜もいろいろと賑やかしたようだが、今日もいろいろと掛け合い賑やかす。今日の前菜はエビ入り揚げ春巻き、瑠璃子さんはワタリガニのコロッケ、スープはトムカガイというチキンとバンウコウのスープ、瑠璃子さんはホット&シーフードスープ。これは余り美味しくなく、残す。メインは、私と瑠璃子さんは車エビのスイートサワーソース。これはピリ辛。デザートは、私はクリームチーズとバタースコッチのケーキ、瑠璃子さんはラズベリークレームプリュレ。瑠璃子さん、これが二番目に記されていたので、セカンドといわずにトゥーと言ったため、チーフウェーターのミスタービーンさんが二つ皿に入れて持ってくる。ジョークを楽しむ。食べれないので、白鳥のようにアルミ箔で包んでくれる。ダックと言っていたので、いろいろと言っていると北京ダックといって茶化す。いろいろと賑やかに言って楽しむ。我々の仲間に入っていた大阪からのご夫婦にあまりいつも一緒では悪いと瑠璃子さんが添乗員にいっていたので、明日は他の席に変わるよう手配してくれる。
夕食後、夕日を見ようということになり、14階へ。夕日を見た後、卓球やゲームをし、ホライゾンコートにも立ち寄り、瑠璃子さんなどはフルーツを取り寄せ、またそこで22時前まで歓談。明日は午前8時に朝食に行くことにして客室に戻る。
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