第7日(6/5) コルサコフ
午前5時過ぎ(日本時間で午前3時過ぎ)にトイレで目を覚まし、起き上がる。TVのスキャンディスク情報によると気温が3.8℃とのこと。着込んで行か
ねばと思う。昨晩作ったサンドイッチを食べる。6時になったので、岩崎さんにも電話するが、起きておられた。
準備を済ませて7時には6階サンタフェダイニ
ングに行く。ここが阪急の集合場所。定刻には皆さん集まっておられ、クルーズ会社の人から、パスポートを返却してもらう。しばらくすると4階から下船する
ということで降りる。下船する前にロシアの係官がパスポートと本人確認を、クルーズ会社の係員からクルーズカードのチェックを受けて、テンダーボートに乗
り込む。20分ぐらいで上陸。すぐにバスに乗車。現地ガイドはヴェスタさんというロシア人。こちらで日本語を勉強したそうで、まずまずの喋り方。運転手は
アレクサンドさん。
まず、40分バスに乗り、聖ニコライ教会に。外側のみ、見学と写真撮り。葱坊主の塔の建物。入り口の門にはイコンが飾られている。ここでは5分ほどで、
次へ移動。アイスホッケー場でトイレを借りる。入り口でお土産品も売っている。瑠璃子さん、そこでマトリョーシカ(1,200円、スーパーでは500ルー
ブルであったので800円ほどで損をしたとのこと。)を買ったとか。そこから10分パスに乗り、戦勝記念館とロシア正教会の新築場所に。ここも入場しない
で、周りを写真撮り。次にバスで4,5分の戦勝記念公園へ。
日本が統治していた時、豊原神社があったところに連れて行ったもらう。長い石段がある坂道が、
昔の参道とのこと。鳥居はない。昔の写真をカメラに収める。周りには戦勝の時の英雄の銅像がある。
次の民族資料館にバスで行く。15分くらい。内部への見学はなく、建物の周りの庭園を見学。木々には新芽が。花も咲いている。昔の現地人の住居や牢屋もある。それらを眺めて、バスに戻る。
30分バスに揺られて、スーパーに行く。45分間、トイレと買い物を。瑠璃子さんはハチミツ(145ルーブル)、さくらんぼジャム(245ルーブル)、
チーズ二種(338,136ルーブル)とチョコレート(97ルーブル)を買う。1,036ルーブルをカードて支払う。日本円で1,658円ほど。スーハー内
にはいろいろな専門店が入店しており、入り口に近いところにはサムスンの名前も見えた。11時半にバスでコルサコフの港へ。30分で到着。
テンターボート
の船上に上がる。待っている時、浮き桟橋に渡るところで側面のガード倒れて、船客が転ぶ。係員か慌てて助けに行く。先方だけ気を取られて側面がお留守に
なっていたための事故。幸い怪我がなかったようだか、入ったところでドクターチェックを受けるため待っていた。ロシアの入管係員もいる。船に到着。クルー
ズカードのチェック。それから入管職員により、本人とパスポート検査。それが終了したところで、瑠璃子さんたちを待って部屋へ。
昼食は、海寿司に行く。よく空いている。私と瑠璃子さんは寿司セット、岩崎さんは海鮮どんぶりと寿司セット。寿司セットが17ドル、海鮮丼が19ドル。
まずまずのもの。デザートは抹茶アイスと粒あん。アイスも美味しいものであった。食べ終わった後、5階に降りてコーヒーを飲む。飲んだ後、一旦部屋に戻
り、午後3時半にアフタヌーンティー。空いていた。スコーンにサンドイッチとケーキをもらう。紅茶でいただく。
食べ終わって、岩崎さんがテンダーボートの引き上げを見たいという。まだ、早いが7階のデッキに行ってみようと声をかけ、上がる。テンダーボートが船客
を載せて本船に戻ってくる。それを眺めていると、旗をしまったり、窓を閉めたりしている。これは引き上げるのではないかとジッと待っていると、引き上げ始
めた。ボートの前と後ろにウィンチの金具をボートに取り付けるとゆっくり上がってくる。デッキと同じ高さになるとボートの船員が降りてくる。釣り上げてい
たアームが海の方へ伸び、釣り上げる時に本船の側面にぶつからないようにしてから引き上げ、一番上まで上がると船側にアームを引き込んで終了。見終わって
から、部屋に戻る。私のカードて開けようとすると、トラブル。仕方ないので、6階に降りてインフォーメーションデスクで復旧してもらう。今晩の夕食は14階に午後6時でという約束して部屋に。
午後6時にホライゾンコートダイニングへ。もう、大勢来ている。一番最後尾で夕食を摂る。ラーメンと葉野菜、生ハム、ホタテのフライなどいただく。
食事
後、出港を見ようということになり、15階甲板に出る。船首に行き、パイロット用船が横付けされている。パイロットの送迎用だと思っていたが、出港時刻の
午後7時になっても出ない。ひょっとするとまだパスポート提出がされておらず、ロシアの出国検査が済んでいないため、手間取っているのではないかと想像し
た。案の定7時40分頃にロシアの入管係員が横付けされた船に乗り移る。次々と乗り込み20数人。午後7時50分頃、彼らが本船から離れるとようやく出港
する。寒くなり、部屋に戻ってテレビ「真田丸」を見ていると、岩崎さんから夕日を撮りに行こうと声がかかる。
午後8時50,分に15階上甲板へ。寒さに震えながら、夕日を撮る。雲もなく綺麗な夕日であった。夕日が沈んだので、14階に降りて、お茶をいただく。先日、天体観測があり、星空が綺麗だったとの話を聞き、見たいということになり、
歓談しながら暗くなるのを待つ。待ちくたびれて外に出るがまだ明るく星があまり出ていない。部屋に戻る。岩崎さんは諦めるとのこと。再度星空を長めに上
がることにする。午後9時45分頃、15階の上甲板に行く。船の照明が明るいため、星空が十分に見えないが、暗いところで目をこらすとたくさんの星が瞬い
ていた。進行方向の左が、水平線に街並みの明かりが見える。地図から想像すると宗谷あたりだろうか。寒いので早々にして部屋に。
船内速報 阪急かわら版 夕食メニュー
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