第6日(6/4) 終日航海 知床半島クルーズ
今朝は、7時10分頃に起床。もう、択捉島とウルップ島との海峡を通過して南下している。波が荒いのか船が揺れる。
午前8時に朝食を食べに行く約束をしていたので、用意して岩崎さんの部屋に行く。ところがなかなか出てこない。戻って電話すると時差で時計を進めていな
かったとのこと。8時20分に一緒に6階インターナショナルダイニングに。日本食を頼む。サーモンの別メニューであったのでそれもお願いする。サーモンが
来た時、パンも付いてくる。どうもサーモンをパンに挟んで食べるようだ。サーモンを食べた後、パンがもったいないので、ジャムをお願いし、ジャムを挟んで
部屋に持って帰る。
瑠璃子さんが15ドルバーゲンに行くというので、サンタフェダイニングに出向く。以前の10ドルバーゲンの時よりも品数が少ない。買いたいと思うものはない。出て、7階のショップに行く。孫の土産物を買う。買いたいと思っても結構な値段。諦めて小樽でも探そうと思う。
午後12時前にインターナショナルダイニングへ昼食に。フィッシュアンドチップスの料理だろうと思って行ったが、セットメニューの料理で期待していたものではなかった。メニューの中からシーフードの物を選んで食べる。それぞれに美味しい料理であった。
部屋に戻って休んでいる。岩崎さんから電話があり、島が見えるので、来られたらと案内がある。無遠慮に行くと残雪をい
ただいた島影が、曇り空の中を微かに見える。後で分かったのだが、船はウルップ島と択捉島の間を通過して、択捉島を南西に航行してきたようで、見えてい
たのは国後島のようであった。水面に潮を吹くのをみたが何がわからなかった。
もうあまり景色が変わらないので、13時半からの舞台裏ツアーを見学に行った。ところがこれも期待したものではなく、
幕が開くとダンサーと歌手が舞台に並んで座っている。一人一人の紹介があり、シアターでの公演をどのように準備してきたのかなどの説明がある。イギリスと
アメリカ出身の俳優が多かった。アルゼンチンとスペイン出身の人もいた。宿舎は舞台裏に客室があり、二人部屋で生活しているとのこと。食事は6階にある
が、14階のホライゾンコートで食事することがあるそうだ。船客からの要望に応えて写真を撮らせてくれた。
2003年観光時撮影の知床半島 2003年撮影の右端の滝
シアターから戻り、岩崎さんの部屋のベランダで、国後島をビデオや写真に収める。 海鳥の乱舞のビデオ
すると船近くでシャチが2〜3頭背びれ
を水面に覗かせて泳いていく。慌ててビデオに。知床半島も微かに見えていたのが、くっきりと見えるようになり。岬の灯台も遠望できた。糸を引いたような滝
も見える。山々の谷には残雪が。右舷側の船客にも見えるようにぐるりと周回する。海鳥がうずまき海面の小魚を追っているところも。
一羽の中型海鳥が、海面から飛び立つ。カメラでその姿を追い、ビデオに撮る。後から、調べてみると「ハシボソミズナギドリ」のようだ。この鳥は、オーストラリアやタスマニアで繁殖し、32,000キロ飛翔して北半球のこの地方まできているようである。
午後4時過ぎに部屋に戻り休んでから、午後5時半に夕食に。前菜は押し寿司。マッシュルームのクリームスープ、口直し
のストロベリーのシャーベット、主菜はホタテのソテー。デザートはナッツケーキ。食事後、5階でバイオリン二重奏の演奏をしばらく聞く。明日の予定を相談
する。午前7時15分の集合ということなので、ホライゾンコートで朝食用の食べ物を調達してこようということになり、14階に上がり、パンとハム、
チーズ、生野菜をもらい、サンドイッチを作る。
部屋に戻ると、阪急の便りが届いている。それを見ていると、国別の船客数が乗っている。乗客定員2,706人に対して2,653人。一番多いのは日本人で895人、次が米
国人429人、香港人359人、オーストラリア人338人、カナダ人115人、フィリピン人92人、中国人87人、イギリス人79人、シンガポール人55
人、ニュージーランド人34人、台湾人28人、デンマーク人26人、タイ人24人、その他一桁の国としてアルゼンチン、ベルギー、フランス、ドイツ、イン
ド、イタリア、マカオ、マレーシア、メキシコ、ポーランド、ロシア、南アフリカ、韓国、スイス、ベトナム。
船内速報 阪急かわら版 夕食メニュー
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