第5日(6/3) 釧路
今朝は、5時半の腕時計のアラームで目が覚める。朝食を6時半に食べて7時半には下船する予定。午前6時半に14階のホライゾソンコートダイニングに上
がる。大勢の人でいっぱい。料理を皿に取り、席を探して回る。最後尾をウロウロしているとウェーターが案内してくれる。瑠璃子さんなどが来るまで、窓際か
ら外をみると埠頭に接岸しようとしていた。午前7時に接岸したとのアナウンスがある。全くいつ接岸したか分からないほど。
7時半に4階に降りて下船。シャトルバスは、今回無料。待っている人も少なく。35分に出発。フィッシャーマンワーフで折り返し運転とのこと。バスを下
車してANAクラウンホテルの側を通り、駅近くの和商市場を目指す。途中の公園にC56型の蒸気機関車が置かれている。側に行き写真撮り。市役所を通る。
出勤する人がちらほらと見える。まだ8時ごろのため。
和商市場に到着。中国人が集団でやってくる。我々は違う入り口から入る。海産物がたくさん売られている。どの店も間口が小さくたくさんの店が出店してい
る。タラバガニの足も売られており、試食の切り身があり、食べてみるが、食べ応えがある。店の人が勧めてくれるが、船に持ち込みができないというとここで
食べれば良い、切り分けてあげるとのこと。また、くると言って、他の店を見て回る。ご飯と味噌汁を売っている。ご飯をもらって各お店で魚の切り身やカニ、
エビなど海鮮物を買って、海鮮丼にして食べるとのこと。ぐるりと店を見たのち、一番に見たタラバガニのお店で足を買う。500円。小さく切り分けてもら
う。岩崎さんはそれだけで良いとのこと。私たちは丼にしようということで1杯100円のご飯を買ってきて、トキシラズ、タコ、イカなどの刺身を分けてもらい丼にする。切
り身が二人で1,512円。食べ応えがあった。
市場を出て、釧路駅に行く。駅前で写真を撮り、元のフィッシャーマンワーフに向かう。大通りの植え込みに草花や花木が植えられ、我々が見たこともないも
のを写真に撮る。フィッシャーマンワーフ近くの橋の上から、ぐるりと見渡し、カメラに収める。
コーヒーが飲みたいということでコーヒー店を探すが、なかな
か見当たらない。橋をくぐって通りの向こう側に行くが飲み屋は多く、喫茶店がない。瑠璃子さんが尋ねると少し戻ったところにあるという。なかなか見つから
なかったが、ビルの中にコーヒー店を見つける。西洋人が何人も入って飲んでいる。後で気づいたのだが、囲った部屋でインターネットが使えるようになってい
たそうである。コーヒーをいただき、トイレを済ませ、元の停留所に戻る。その近くのガラス張りの建物の中に和服の人が大勢いることに気づき、何だろうと
思って近づくと、外人対象に和服を貸し出し、着せて記念写真撮りしているコーナーであった。
フィッシャーマンワーフの中は、土産物店。通り過ぎてバスの停留所に行く。並んでいる。しばらくかかるかと思ったが、乗ることができた。
埠頭には11時過ぎに到着。手荷物に出国手続きの書類があるので、手続きを済ませて上がることにする。インフォーメー
ションカウンターでクルーズカードの交換を、7階の後部、クラブフュージョンで出国検査を受ける。入り口で出国用紙を渡し、係官にはパスボートの写しを渡
して本人と確認。出口ではクルーズのスフッフのクリスがクルーズカードの確認をして終了。
11時半過ぎ、部屋に戻り、荷物を置いて、14階に上がる。瑠璃子さんはピザを、私はホットドッグをもらう。それを持ってホライゾンコートダイニングに
行く。席がなく、準備中の食堂の方へ行き、ウェーターか゜まだというがチーフが日本人の我々の顔を覚えており、了解してくれ、窓際の席に座り、食べる。私
は喉が乾くので、アサヒドライの小瓶をもらう。食べ終わってしばらくすると、レストランの準備が終わり、オープンしたので、お寿司をもらう。バラ寿司。海
苔をもらって手巻き寿司にする。席に戻って巻いていると外人さん夫婦が珍しそうに見てくれる。
食事を済ませた後、船尾の外に出て、インターネットに接続。データーを送る。済ませた後、部屋に戻る。
1時半、出港の様子を見ようと岩崎さんの部屋に行く。ベランダに出て、外を見るが見送りのイベントをするほど、人はい
ない。子供や車椅子の老人などが見物に。出国検査が完了しないと出港できないので手続きするようにと度々アナウンスがあるが、中々完了しない、2時半頃に
は中国人の氏名を読み上げてやっときたのだろう、終了し、係官が下船。見送りには釧路で有名なサックス奏者の演奏で見送り。午後2時50分頃に出港。操舵室
にはパナマ帽子をかぶった水先案内人が無線を片手に指示をしているのが見える。側面から水流が見え、その水流で湧き上がった小魚をカモメがついばむ。岸壁
を離れ、船体を後退させながら船首を左に旋回し、港口に向けるとゆっくりと外海に出て行く。部屋に戻り、今日の写真の取り込みとメモ書きする。草臥れて居
眠りしながらの作業となる。
午後5時過ぎに岩崎さんから電話があり、5時20分に夕食に。6階の夕食会場。すでにオープンしていて、行列していた
船客がレストランへ入室。12番席に。我々と京都のご夫婦と今日の釧路散策について話す。京都のこ夫婦はフィッシャーマンワーフ近くの釧路生涯教育セン
ターの最上階へ登り、釧路湿原や襟裳岬を遠望したとのこと。地元の人が教えてくれたそうである。残念。料理は、前菜にサーモン、瑠璃子さんは焼き餃子、ホ
タテのスープ。主菜はシーフードのパイ包み。これが美味しかった。デザートはマンゴーのパイ。
6時半過ぎにレストランを出て、岩崎さんの部屋から夕日の写真をとる。微かに歯舞諸島が見える。納沙布岬らしきものも見える。
サハリンとの2時間の時差があるので、今晩から1時間時計を進める。
船内速報 阪急かわら版 釧路観光案内
次へ 戻る