第4日(6/2) 室蘭









 今朝は、瑠璃子さんの携帯のアラームで午前6時に目が覚める。もう船は室蘭近くに来ている。間も無く埠頭に接岸するだろう。当初、崎守埠頭に接岸するということだったが、中央埠頭に変更されている。ここからだと室蘭駅に近く、それでも徒歩で20分ほどかかる。
 午前7時半になり、ホライゾンコートダイニングへ上がり、朝食を摂る。船の昨日の案内では、中央埠頭に接岸とのことであったが、どうも周りの風景が違う。 食事を済ませて船上から写真を撮る。どうも崎守埠頭に接岸しているようだ。今朝届いた阪急の便りを見ると崎守埠頭から周回バスが出るような案内になってい る。1時間20分で周回するようだ。一日券1,000円とのこと。午前9時から発車で42便。今日は午後5時出港。帰船は午後4時半までとなっている。午 後3時半には戻った方が良さそうだ。そうすればアフタヌーンティーにも間に合うだろう。



 午前9時に部屋を出て、4階に降りる。すぐ近くが出船出口。クルーズカードのチェックを終えて、下船。お土産屋や案内のテントが並んでいる。 周回バスの切符1000円を購入し、並んで待つ。9時15分発は、座席が埋まっているので、次の20分のバスに乗る。大勢乗っていたが、東室蘭駅近くの一 番目の停留所ヤマダ電気でたくさんの人が下車。









 我々は4番目の地球岬で降りるつもり。40分近くかかって到着。風が強く、寒い。見晴らしの良いところで海を眺める。 崖になっていて、下には灯台が見える。小学生の校外学習だろう。係員の説明を聞いている。展望台のてっぺんに上がり、写真撮り。中国人が大勢。その合間を 見ながら、景色を眺め、写真撮り。ツツジが山の緑に彩りを添えている。海燕が高く低く飛翔。
 一通り眺めたので、トイレに行き、バス乗り場に。間も無くバスが到着。乗車し、5番目の室蘭駅近くの停留所で下車する。アーケードのある商店街。ところ が大部分の店のシャッターが下りでいる。誠に佗しい通りである。しばらく散策して、バスに乗り、屋台村に出向く。





 10分少々で貝殻などの博物館前に停車。 人もあまりおらず、佗しいところ。銭湯もあり、大橋記念博物館があるが、こちらも人影は見えず。屋台村は12軒あるのに、串焼き屋が一軒のみ営業。130 円の豚の串焼きを瑠璃子さんに4本買ってもらい、食べる。
 貝殻博物館でトイレを借用しようと立ち寄るが営業しておらず、トイレの入り口はシャッターで閉じられている。そこへ営業しているレストランのお姉さんに トイレのことを尋ねると二階にあると教えていただく。そうこうしているうちに、バスがやってくる。早速、乗り込んでダイヤモンド・プリンセスに向かう。



 11時半ごろ到着。プリンセスの船首部分を写真に収めて、ホライゾンコートダイニングに上がる。まだお客さんが少ない。ラーメンと茶そばを取り寄せて食 べる。食べ終えたのち、私だけが、船尾に行き、昨日のページをウェブに掲載する。遅いがなんとか、転送することができた。ダイニングに戻ると、瑠璃子さんた ちもこれから部屋に戻ろうとしていたので合流し、部屋に戻る。


 午後3時15分に、アフタヌーンティーをいただきに行く。6階のインターナショナルダイニング。いつものディナー会 場。5 階だったかと思い、5階に降りるが、ない。よくよく考えたら後部でしかも6階。7階に上がり、後部に周り歩いて降りる。階段近くまで並んでいる。5分前に オープン。吾々4人に日本人夫婦とご婦人二人連れで8人席が埋まる。まず、スコーン、そして、クッキー、サンドウィッチ、ケーキと出てくる。紅茶でいただ く。美味しく堪能。今晩の夕食は控えめにしよう。このレスドランで今日のメニューのメインにはエビフライが出るので、瑠璃子さんはエビフライとサラダだけ で良いとのこと。









 岩崎さんから電話があり、出港の様子を見に行きたいとのこと。午後4時45分に船上へ上がる。私は船首に行き、艫綱が 離され、離岸する様子をビデオ撮りする。船の出港を見送るためにこどもたちがソーラン踊りを披露する。午後5時に艫綱が離され、なんども汽笛を鳴らし、右 舷側では水流を噴射して岸壁を離れる。十分に離れたのち、左に旋回。左舷後方ではタグポートが控えていたが、押すようにはなかった。港口を抜けると地球岬沖 を東向きに航行する。





 午後5時半近くなり、6階のインターナショナルダイニングへ行くとすでに案内されつつある。岩崎さんのご主人が入り口 で待っていてくれた。今日はイタリアンデー。ウェーターがイタリア風のTシャツを来てレモンチェロをどうか、カップは持ち帰りと勧めにくる。しかし、以前 のものと変わっていたので、止め、生ビールを頼む。料理は、前菜をシーフード、ピーチなどの冷製スープ、主菜がエビフライをオーダーする。どれも量が少な く、それなり美味しいものであった。デザートはアイスクリームにする。主菜を食べ終わった時に、岩崎さんご夫婦の金婚祝いのケーキが届く。みんなで唱和し て祝う。するともうひとつケーキをもってくる。京都の西野さんのご主人が昨日誕生日だったのでそのお祝いとのこと。みんなで祝い、そのケーキも切り分けて いただきご相伴に預かる。
 午後7時にレストランを出て、夕日はどうかと7階の舷側通路に出てみるとすでに波間に沈んだ後であった。

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