第2日(5/31) 終日航海
昨夜は、何度もトイレに通う。午前5時半頃に目覚め、テレビで船の位置を確認。静岡県沖を航行中。14階に上がってみる。スタッフが掃除をしている。
船客も朝の散歩をしている。上空を見ると青空が覗いている。しかし、曇りで陸地は見えない。雨もパラパラと降ってくる。ぐるりと眺めて部屋に戻る。瑠璃子
さんは岩崎さんから声がかかり、岩崎さんの部屋へ出かけていた。
7時前にインターナショナルレストランへ朝食を食べに行く。後ろのエレベーターで。案内板を見て確認しようとするが、表示がない。とりあえず7階に降り
て通りがかりのスタッフに尋ねるとすぐ下とのこと。入り口で10人ばかりが待っている。7時にオープン。各々に角盆へ載せた料理を運んでくる。
サンマの塩
焼き、湯豆腐、味噌汁、漬物と果物。ほどほどの量。サンマの塩焼きは焼き加減もよく美味しいものであった。フィリピーナのウェイターと片言の日本語でやり
とりする。クルーズスタッフとして4年と10年とのこと。4年のウェーターは日本丸にも乗船していたとのこと。これからも日本周りのクルーズで仕事をした
いため、日本語の勉強をしているとのこと。相席のご夫婦は大阪、女性二人組は神戸と伊丹。クルーズのことを話す。食事の用意も片付けもしないで良いのでク
ルーズ旅行は良いと。今回のクルーズでは、寄港地オプションのすべてに参加するとのこと。我々はサハリンのみ。
伊豆半島付近を航行しているので、岩崎さんのお部屋から、外を眺める。伊豆半島らしき山影が見える。伊豆大島も見えるのではないかと、14階に上がり、
眺めると伊豆大島が見える。高いところは雲に隠れている。海には漁船が。長い竿が見えるので、カジキマグロでも釣る漁船だろう。
一旦、部屋に戻り、休む。船内のウェプに、接続し登録しようとするが、なかなか登録ができない。やむなく、受付カウンターに行くと入力方法と生年月日の
登録に過ちがあるとの指摘。やっと登録ができ、ログインも可能となった。これまでの会計も確認すると-38.61ドルとなっている。どうしてなのか、イン
フォーメーションカウンターに尋ねに行くと政府の港湾税が返金となり、71.35ドルが戻っていたためである。なんらの説明が阪急からもない。不親切であ
る。とはいえ、ありがたいことである。
プリンセス・クルーズ船内サイト ログイン 船内会計
ワインティスティングリスト
午前10時から、後方18階のスカイウォーカーズナイトクラブにて阪急の説明会がある。一番最後尾で昼はあまり使われず、夜にナイトクラブになるところ。一時間ばかり説明がある。あまり長い話で居眠りをする人が多い。
午前11時前に、私のみ6階のパシフィックムーンダイニングへワインの試飲会に行く。6人テーブルに案内される。神戸から来た人と私のみが日本人。後は
オーストラリア人の男性と女性二人。それに日系ハワイ人。片言の英語でお隣のオーストラリア人の男性と話す。北海道のニセコでスキーをしたとのこと。ハワ
イの人は日本が大好きで料理にもこだわり、昆布や鰹節を使って料理しているとのこと。試飲したのはオーストラリアのスパークリングワインとイタリアとオー
ストラリアの白ワイン、タスマニアと南オーストラリアの赤ワイン。最後に試飲した赤ワインが美味しいと思った。後で値段を見ると79ドルで一番高かった。
部屋に戻るとすぐに昼食にインターナショナルレストランへ。もう、24,5人並んでいる。左側一番奥に案内される。イギリス人と台湾人だろうか、2夫婦が
先着。座ってオーダーするが、フィッシュアンドチップスと思ったら、定食料理でメニューから選択するようになっている。私と瑠璃子さんはイカ、ホタテ、魚
と海老のフライをお願いする。以前食べておいしかったので。違わず、美味しいものであった。満腹。
日程表をスマホで確認していると、フラダンス教室があるのに気づき、瑠璃子さんにいうと行くという。岩崎夫人と一緒に出かける。
私はテレビで船の位置を
確認。銚子岬の沖を航行中。出てみるが、全く陸地は見えない。相当沖合を進んでいるのであろう。岩崎さんから、イルカではないかと思えるものが泳いでいた
というので、急遽岩崎さんの部屋に出向く。ベランダから眺めるがそれらしきものは見えない。しかし、海鳥がたくさん飛んでいる。カツオドリのようだ。水面
をスレスレに翔び、時折水に潜る。その鳥たちも見えなくなる。
午後3時45分に7階に降りる。キャプテンサークルの集いがあるため。プリンセス・クルーズのリピーターを歓迎して開催されるもの。まだ、オープンして
いない。午後4時過ぎに入場。入り口で招待状を手渡す。間も無く、開会。米人の司会者が早口でしゃべるのを日本人の女性が通訳する。プリンセス・クルーズ
楽団の演奏とシアターに出演する四人の歌い手の演奏があり、その後、抽選。エリート会員とシャンパンがもらえるのだが、いずれも外れ。出口に向かう。出口
では飲み物券をもらう。船内でいっぱいの飲み物がもらえるもの。
部屋に戻り、フォーマルに着替えて、午後5時15分にインターナショナルレストランに。岩崎さんご夫婦と12番テープルに。先着として京都のご夫婦がお
られた。リタイアされて京都に戻られたとのこと。時間つぶしに京都は良いとのこと。お住まいは下鴨神社に近く、出町柳あたりとか。あちらこちらと散歩した
り、大学に立ち寄ったりと退屈しないとか。先日、葵祭りが済んだが、この時は鯖寿司を食べる。子供時代には家で15,6本鯖寿司を作り、親戚に配ったりした
が、今は料理店で取り寄せているとか。また、京都の市場にまで、観光客が押しかけてきて迷惑しているなどのお話を聞いた。岡山は果物など食べ物が豊富だ
が、京都はそうでないとのこと。本日の料理は、前菜としてエビの生春巻き。もち米の中にエビ入れて巻いたもの。なかなか美味しいものであった。それにク
リームアスパラスープ。主菜は、プラックタイガーエビの直火焼きのシュリング。これも美味しい。デザートはチョコレートケーキ。
そこそこ食べて席を立つ。今日は、シャンパンタワーのイベントがある。岩崎さんご夫婦に金婚祝いの記念となるので、是非参加するよう勧め、我々はビデオと写真撮り。
大勢の人たちを掻き分けて近づき、待機する。2,30分経って順番となり、撮影する。役目を終えてホッとする。大勢の人に酔い、早々に部屋にもどり、着替え
て、岩崎さんご夫婦の部屋に行き、金婚を祝って持ち込んだスパークリングワインで乾杯。午後9時まで歓談。今回のシャンパンタワーのイベントで介添えする
人がワインを振り回して注ぎ、主賓であるお客さんが注ぐこともさせなかったのは、これまでになかったことであまり感じがよくなかった。アンケートに是非と
も抗議しておきたいと思う。
部屋に戻り、片付け。明日は、函館。
船内速報 夕食メニュー
次へ 戻る