並べられた料理

  前菜「冬の吹き寄せ」

 前菜

 前菜は、煮た里芋に胡麻を魔ぶった団子、ローストビーフ、茹でた小エビ、卵焼き、縦長い入れ物には蕗などの佃煮。 冷酒を飲みながらゆっくり味わう。瑠璃子さんは、飲まないので、ご飯とみそ汁を取ってくる。ついでに青大豆の豆腐があったということで、私の分ももってき てくれる。5種類の刺身もまずまず。国産牛と野菜、きのこの陶板焼きも美味しいものだったが、ただ、付け汁が少し甘すぎ。


  青大豆豆腐

  造里、合物

  造里

 造里の刺身には、それぞれ名札を付けて肴の種類を知らせるようにしていたのは、初めて見た。青大豆豆腐は、わさび を入れて醤油をかけて食べた。これがなかなか美味しかった。そこで、再度取りに行くと、白い豆腐がある。料理長が雪豆腐というのだという。それを持って帰 る。これも美味しい。


 揚物

 蒸物

  酢肴

 揚げ物は、一口大の鰆の切り身を天麩羅にしたものに掛け汁をしたもの。これも美味しいものであった。蒸し物は、鯛 と蕪を蒸したもの。とろっとした口当たりでするっと口に入った。薄味でひつ濃くなく、後味のすっきりしたものであった。お酒も進む。酢肴は、やはり鰆を軽 くあぶった叩きと新鮮野菜を酢であえたもの。これもさっぱりとした口当たりがよい。


 雪豆腐

 鋤鍋

  飯物と味噌汁

 鋤鍋の古参牛も美味しく、舞茸と野菜をタレで煮こんだものに卵を落として食べる。ただ、これも少し甘みが強すぎ る。ご飯は、白米のほか、おこわとませ後椀の鬼霧、お蕎麦の中から選択できる。私は、おこわとお握り、お蕎麦も食べる。ただ蕎麦は時間が経って少し乾いて いた。早く取って食べればもっと美味しかったのでは。おこわも大好きな物だけに美味しくいただいた。


 瑠璃子さんのデザート

 レストラン前のデコレーション

 デザートは、バイキング。瑠璃子さんはお腹が一杯ということで写真の物だけ。私は、欲深だから、ミニショートケー キを三つ。アイスクリームをバニラと抹茶。ここのは甘さを抑えた物。カッププリン。マシュマロとバナナのチョコレートかけ。そしてコーヒー。お腹が一杯。 I 料理長でテーブルまで来られて感想を聞かれたので、よかったことを話し、特にお肉が良かったが、タレ汁が甘かったので少し押さえて欲しいと注文を付けた。 料理長によると、今日の泊まり客が少なかったので、皆さん懐石にしてもらった。具材は良い物を使ったので、出血サービスだと言われた。彼は、3年前に、愛 知県の伊良湖休暇村からやってきたとのこと。ここは、景色もよく、食材もいろいろと手に入り、やりがいがあると喜んでいた。また、私を見たら声を掛けて欲 しいというので、また訪れたら声をかけようと思う。満足満足でレストランを出る。

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