12月16日(日) 第10日 マウイ島観光

夕べ、この二日間の疲労で眠く、21時過ぎに就寝。4時には起きあがり、寝汗で湿っぽくなったパジャマを洗う。5時に15 階に上がり、デッキを散歩する。雲がなく満点の星空である。この航海で初めて素晴らしい夜空を眺めた。
7時前に朝食。テンダーボート降ろしやホエールウォッチができるので、7時半に7階デッキに降りる。出てみるとすでにボートで船客を送り出している。陸側 の反対側に回り、クジラを探す。ホエールウォッチをしている船の周りを探していると潮吹きしているのが見える。

8時45分頃、テンダーボートでマウイ島に上陸し、バスでハレアカラ山へ向かう。約2時間で標高3000mの山頂近 くのビジターセンターに到着。


 山頂から

  銀剣草

 銀剣草の花(展示写真から)

 ハワイ島マウナロア山

 マウナケア山

 マウナケア山の天文台 写真をくりっくすると拡大

世界最大級の休火山で火口周囲が38kmと言われている。この山には天然記念物にも当たる銀剣草という希少植物があ る。これはこの山とヒマラヤしか見られない貴重な物だそうで、近年観光客が増えると共に減少しているとのことである。
遙か彼方にハワイ島のマウナケアとマウナロアが見える。マウナケア山の写真を後日拡大してみると山頂に建設されている天文台がおぼろげながら判別できる。 外気温は摂氏5度前後だろうか、風は冷たいし、手も悴んでくる。ちょうどウインドブレーカーに手袋があったので助かる。30分の見物の後、1時間30分で ハレアカラ山の向かいの山麓にあるカントリークラブに行き、昼食。マカロニサラダ、サンドイッチ、アイスクリームとタルト。

昼食後、、イアオ渓谷に。かってのハワイ人の住居跡やハメハメハ大王が闘った古戦場跡、そして奇岩の山などを見る。
その後、砂糖農場跡のトロピカルランドを訪ね、トラムに乗り、南国の植物を見て回る。これで、本日の観光は終わり、港に戻る。港近くにインド人が持ち込ん だ1本の木が大きくなり、林のようになったところを見に行く。木の下では露店のお店が立ち、いろいろな催しもされているようである。

しばらく眺めて、テンダーボートで船に戻る。
部屋に戻ると荷物を降ろし、15階のデッキにすぐ上がり、ホエールウォッチする。1時間ばかり粘る。

18時前に尻尾を振り上げるクジラを見つけてビデオ撮り。夕食予定時刻より大幅に遅れてサボイレストランに行く。事 前に福本さんに遅れることを伝えていたので、すぐに席に案内してくださる。ツアー仲間の皆さんにビデオ撮りしたクジラを見てもらう。するとすぐに見に行こ うと食事を中断して見に行かれるが、ダメだったといって戻ってくる。生き物のこととてままならないと福本添乗員さんが慰める。   

ホエールウォッチングのビデオ  windows版

               ipad版


夕食のメニューは、前菜がスモークサーモンとザリガニ肉のソース漬け、冷製ココナツミルクのクリームスープ (中にライチが一ついれてある)、主菜は大かまど料理のタンドール風大型エビのロースト。デザートは伝統的なニューヨークのチーズケーキに柔らかなスト ローベリー添え。飲み物はグローシュビール。
夕食後、プリンセスシアターに。ポピュラーナンバーの歌と踊り。それから、水着に着替えて15階のジャグジーへお風呂代わりに浸かる。強風の中、外は寒い がいい按配で体の疲れも取れ、温まる。
22時過ぎに就寝。



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