12月12日(水) 第6日 ハワイ島へ向けて終日航海4日目、サファイアプリンセスの船上で


 瑠璃子さんが眠られず、ゴソゴソするので、目が覚める。眠れそうにないので、司馬遼太郎の「菜の花の沖」を読んだり、録画してあるトゥームリーダーとマ トリックスという映画を見る。
 6時前に起きあがり、15階デッキを歩く。まだ散歩する人が少ないが、フィットネスジムではほとんど一杯の人たちで汗かいている。


朝食には8時過ぎに。その後一眠り。知り合いになっている249号室の米国人ご夫婦から瑠璃子さんが開くお茶会は何 時から開かれるのだろうかと尋ねるメモが入っているのに気付き、探しに7階に。サンタフェレストランで安売りバザーがあり、そこへ行ってみる。見つかり午 後3時という確認を取り、メモを届ける。
 その後、暇になり15階デッキの長いすでぼうっと海を眺めたり、過ぎし日々を思い起こしながらメモをとる。メモリながら、前を通り過ぎる人たちを見る と、男性も女性もよく太っている人が多い。それと、動力車いすや補装具を使って動き回る人たちもよく目にする。
 今日の昼食は、瑠璃子さんがピザを食べたいというので、ピザを一切れと生野菜、パイン、ゼリー、それにアイスティー。生野菜には、アスパラガスやカリフ ラワーがある。初めて生のものを食べる。置いてあるサラダソースはピリピリか、辛過ぎなので、塩を振りかけて食べる。結構いける。
 瑠璃子さんのお茶会まで時間があるので、ゆっくりしようと外をみると、スコールで濡れている。5階に降りて、インターナショナルカフェに行くが空き席が ない。やむなくプリンセスシアターの階下のロビーのソファーでのんびり過ごす。初めは二人ほどだったが、次々にやってきて、15人ほどになったが、落ち着 くところが皆さんなかったのだなあと思っていたら、シアターの開場待ちの人たちだった。まだ時間があるので、部屋に戻って、録画してある映画「マトリック ス」を見る。

 14時半に、瑠璃子さんがお茶会をするというので、魔法瓶をもってついて14階に上がる。添乗員の福本さんが総支 配人に頼んで、席を予約して押さえておいてくださる。約20人ほどツァー仲間が来てくれる。その他、249室に米国人夫婦、サファイアプリンセスのクルー である大久保さんが3人是非飲ませて欲しいと連れてくる。抹茶茶碗が二つでは、なかなか飲んでもらうことが出来ないので、レストランのカップも借りて、 ツァー仲間の東京の奥さんで、茶道をされている方や福本さんほか何人かの方々が手伝ってくださる。お陰げで、何とか間を持たせることができる。待っている 間に仲間と話し合っていて、この船のメンテナンスのことが話題になり、大久保さんに尋ねると、二年に一度ドック入りして点検修理しているとのこと。ドッグ 入りは日本でするのかと尋ねると、日本は高いので、米国でドック入りしているとのこと。

 一通り皆さんにお茶を飲んでいただいてから、レストランのクルーにも飲んでもらう。たくさんの人たちに迷惑をおか けしたが、よい親善活動ができた。
 今夜の夕食は、サボイレストランには行かずに14階のホライゾンコートでいただく。サボイの料理は、量が多く、我々日本人に重すぎる。残すことにも罪悪 感があるので、自分の好きなものを好きなだけ加減して食べることの出来るホライゾンコートにした。


 食事後、のんびりした時間を過ごし、それから、5階に降りて、インターナショナルカフェでケーキをもらい、美味し いコーヒーをいただく。皆さんゆっくりと団欒を楽しんでいる。中にも抱き合ってダンスを楽しんでいる人もいる。


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