オールドカイロ

バスターミナルで、降りて地下鉄の駅の側を通り、工事中の壊れたバビロンの塔を眺めて、聖ジョージ修道院に
入る。現在は教会となっている。中は薄暗く、窓 から入る木漏れ日により、いっそう荘厳さが増していた。イコ
ンが多数飾られており、また数はすくなかったがステンドグラスの美しさに目を見張った。この教 会は、キリス
トが難を逃れて一行が身を寄せたところということで、教会が建てられており、いくつもの修道院や教会が林立
している。
この近くに、ユダヤ教のシナゴークもあり、これも見学。これも古い8世紀のもの。1890年に改修されたが、
その際に地下から何万点もの文書が発見された そうである。この後、ガーマ・アムルというモスクを見学。スペ
インのコルドバ・メスキータの列柱室を思い出す。ここも写真撮影禁止。

 聖ジョージ修道院をぐるりと回って、地下道をくぐり抜け、細い路地を通って、シナゴーグを見学する。周りには後で旅の歩き方で分かったのだが、ギ リシア正教の墓地があり、バスの中からも散見された。道路沿いの土産物売りに、ラマダンで家に飾るランプが売られていた。夜ナイトクルージングで帰り道に 沢山点灯して売られているのを見た。11時30分カイロ考古学博物館近くの韓国レストランで中華料理の昼食。日本人好みのあっさりした味付けで美味しかっ た。


 聖ジョージ修道院

 修道院中庭

 バビロンの塔

 シナゴーグへの路地

 軒先にラマダン用ランプをつり下げ売っている。

 韓国レストランでのスープと付き合わせ


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