11月 4日(土) 香港出港し、高雄へ
  今朝、6時半に起床。外は曇り空。
 午前7時に6階インターナショナルレストランで日本食の朝食を食べる。焼き魚は、鯵の干物。他に、サーモン、オムレツ、フルーツヨーグルト、パパイアをいただく。



 朝食後、ベランダから、係留している岸壁の様子を見た。乗船客の乗り降りするデッキは、上下に動き左右に動く可動式になっている。それから、台風の際には、この場所に停泊するよう表示がされていた。




 ビクトリアピーク展望台

 ビクトリアピーク展望台遠望

 ガーデンオブザスターズ付近遠望
 一休みした後、16階のデッキから、双眼鏡を使い、昨日行ったビクトリアピークとガーデンオブザスターズがどの辺り か、探り、それを写真撮り。ぐるり写真撮りをしていて、あちらこちらで工事が行われている。道路、海底トンネル、海岸の干拓と整備。客船停泊場所は旧空港 跡地。これも整備工事が進んでいる。香港も見納めと思い、ズームであちらこちらと写真撮り。しかし、お天気とやや空気が汚れている所為もあり、写りが悪い。






 午前11時頃から、再三にわたり、香港からマカオに出向いた人の入出国検査が必要であるから、オフィスサイトへ出頭す るようにアナウンスがあるが、出てこない。この検査が済まないと船は出港しないと度々警告していた。12時半には、個人名をアナウンスして呼び出してい た。二組の夫婦であった。以前にもこのようなことがあったのを記憶している。
 12時前に、14階で昼食を摂る。ラーメンと手巻き寿司。午後1時の出港のビデオや写真を撮りたいために早めの食事にした。












 午後1時、予定どおり出港。なんども汽笛が鳴らされて離岸。もうすでにロープは外されていた。船腹から岸壁へ向けて激しい水流が起き、岸壁から徐々に離れる。








 船尾の方が早く大きく離れ、船尾も岸壁から離れると、今度は船尾近くの船腹から激しく水流がおき、船首をぐるり左方向 に回して、港口の海峡へ向けて出港する。停泊していた埠頭には、見物している人もなく数人の人が手を振って見送ってくれる。ヨットや船に乗っている人も手 を振ってくれる。






 内湾の外に近づくと、周りの島には、レーダーサイトがあり、沖合にはコンテナ船などの貨物船が行き交っている。船長の 注意にあったように、海が少し荒れ出し船が揺れ出した。明日の午前8時に水先案内人が乗船する予定とのこと。高雄も基隆も狭い水路を通るので、興味のある 方は是非に見てくださいとのアナウンスがあった。
 午後はずっとホームページの作成に。午後3時半に瑠璃子さんが14階レストランの後方で抹茶を立ててくれるというので、行く。40分頃にやってくる。2 服いただき、次のアクティビティに参加するというので、茶道具を部屋に持って帰る。しばらくして瑠璃子さんも部屋に戻ってきて、今日のグランドゴルフも予 選落ちだったとのこと。


 午後5時から、プラチナ以上の会員のためのおつまみコーナーが18階スカイウォーカークラブである。メキシコサルサと いうものが出るというので上がって見る。サルサというのは何かの野菜などを入れた混ぜ物と言った感じのもの。チーズもあったので、取り寄せ、飲み物を注文 にきたので、アサヒビールをいただく。カウター席で飲んでいると、海が荒く、船首で大きく波打つ。



 午後6時からギター演奏を聞きに行っても良いなあということでまだ時間があるので、ショップに立ち寄り、瑠璃子さんは汚れたパンツの替わりを買う。5階に 降りて、コーヒーカードでいつものホットチョコレートとカプチーノを頼む。今日のカプチーノ絵柄は蝶々。聞き知った曲をギターソロでの演奏。 
 ギターソロの演奏ビデオ



 午後七時から はエクスプロラーラウンジでのバンド演奏を聞く。この演奏に会わせて何組かのカップルが社交ダンスに興じる。 
 バンド演奏のビデオ

午後8時から、7階でジャズのピアノソロがある。ここで9時過ぎまで聞く。ところが、なんどもドスーンと大きく揺れる。一度はピアニストも演奏を止めるま でに。悪天候で船長も船が揺れるので注意してほしいとの勧告があった。これまで、クルーズで、これほどの揺れを経験したことはなかった。迫力のある演奏で あった。部屋に戻りがけに、仙台のご夫婦に会う。今日は山口のご夫婦の2組だけであったとのこと。


 部屋に戻り、夕食を食べに行く。瑠璃子さんがエッグタルトがあるというので、一つもらう。昼の蛸とイワシの酢漬けもある。パエリアもあったのでそれをもらい、食べる。
 部屋でしばらく休んだ後、14階の屋内プールのジャグジーに行く。プールの水は抜いていた。夕食の前に使えるかどうか、見にきた時、二人のクルーがプー ルを見ていた。その一人にジャグジーは使っても良いかと尋ねると網が張っていないので、使用できるとのことで入ることができた。ところが二階のドアーが風 で度々開く。閉めに行くがフックが壊れている。警備員に告げるが、我々の役目ではないと言って応じない。我々の問答を聞いていたウェーターが上がって閉め ようとするがダメだという。もう一人のウェーターがロープを取りに行き、縛ると言って取りに行く。
 部屋に戻り、就寝前にどの位置に船はいるのか、航行情報をみる。

 香港から真東に向けて航行している。なかなか寝付けないだろう。

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