11月 5日(日) 高雄寄港
赤嵌楼、台南孔子廟と延平郡王祠の観光 高雄観光案内
船内新聞「Princess Patter」
昨夜、一晩中、海が荒れて船が揺れる。なんども目が覚める。6時半過ぎに起床。瑠璃子さんが、あなたは大変揺れても大イビキで寝ていたから、心臓が強い
と言われて。私は揺れの感じが寝台列車に乗っている感じだなあと思って寝たのがよかったのかなと思ったりしている。航行情報を見るとまだ真東に向かって航
行している。海は荒れ模様。揺れがまだある。高雄への寄港は午前10時となっている。
午前7時半に船長から船内放送があり、台湾付近で発生された低気圧の影響で、高尾到着が午後1時になるとのこと。そのための影響でご迷惑をおかけするの
で$50のオンボードチケットを乗船客のみなさんの全てにつけるとのこと。また、フューチャークルーズへのポイントもつけるとのアナウンスもあった。どう
なるのか、もう少し問い合わせて確認する必要があると思ったので、ツアーデスクに後刻出向こうと思う。
午前8時過ぎに朝食に行く。ハワイの日系人ご夫婦と相席させてもらう。ご主人が熊本県出身でPort
Enginerをしている。もうなんどもクルーズに参加しているとのこと。クルーズの話や知り合いが西新宿でトンカツ屋をしていることもあり、度々日本に
きているようだ。このクルーズが済んだ後、シンガポールへ行くそうである。11月8日の午後3時半から抹茶セレモニーをするので、来てくれるよう、瑠璃子
さんが案内していた。
部屋に戻ってから、5階に降りて阪急へ立ち寄り、横浜到着の際の荷物について尋ね、下船時刻を指定して通告表をポストに投入する。ツアーデスクにより、
高雄と基隆のツアーをキャンセルできるか交渉すると40%のキャンセル料を取られるとのことなので、行くことにする。先ほどの船長の案内にあった今回のク
ルーズ代金の半額を次のクルーズでオンボードクレジットとして振り込ませていただくとの文書が届く。ただし、2018年の12月までのものに限ってとのこ
と。
10時半になり、海が凪いで来た。もう、台湾に近くなり、高雄も間近であろう。12時45分の集合ということなので、早めの昼食をとる。うどんと手巻き寿司で済ませる。
10時45分に高尾の港口に到着。水先案内人も乗船できたようだ。水先案内人の乗っていた船が随行している。午後12時には、着岸。
12時25分にホェールハウスへ行く。大勢の人。しばらく待つと我々のグループに移動の指示がある。長い列について、受付でグループ番号17番のワッペ
ンをつけてもらう。シアターでちょっと待つとすぐに移動してクルーズカードのチェックをしてもらい、下船。入国管理所の係員から検印入りのパスポートの写しを
提示し、手荷物検査があり、無事通過。バスに乗車するとすぐに発車。
高尾の市街地を走り、高速道路に入り、台南市まで。約一時間。 高雄から台南までの経路
まず、第一番目の見学先
は延平郡王祠の見学。お社の前で親子が栗鼠に餌を与えている。黒い栗鼠が二匹出て来て木を上がり下りする。そこでトイレ休憩をとつたので、栗鼠の写真撮
り。全員集まったので、社殿を見学。手前に鄭成功の博物館があり、大砲も展示されていた。延平というのは鄭成功のことだそうだ。第二夫人だったか、日本人
であったようだ。
台南観光経路 栗鼠のビデオ
次は台南孔子廟の見学。我々ダイヤモンド・プリンセスだけで何組も見学に来ているので立ち代わり立ち代わりの見学となり混雑している。本堂には現在の総統と前総統、蒋経国などの扁額が飾られている。一通り見学して外に出ると現在発掘調査しているところがあった。
次は、鄭成功が住んでいた邸宅の一部である赤嵌楼の見学。立派な建物。この周り一帯にはいくつもの建物があったが、壊されてしまったようだ。土台になる
ところが、赤レンガを積んで作られている。レンガの間の詰め物は、貝殻と石を砕いたもの、それにもち米と砂糖を混ぜたものとのこと。一番下がオランダ統治
の頃、それから清、そして市松模様に空けた積み方をしていたのが日本統治時代のものであるそうな。装飾も凝っている。建物前には細長い泉水があり、たく
さんの緋鯉や真鯉が泳いでいる。建物の階上に上がる階段が狭く、すれ違えない。木造建築で金属製の釘などは使われていないとのこと。
赤嵌楼パンフレット
狭い階段を上がり、2階を見学。2階から隣の建物や下の庭を眺める。建物の見学を終えて、階下に降り、泉水の橋を渡っ
てトイレに行く。時間待ちの間に、ガイドの林さんに二人の写真を撮ってもらう。出てから、道路の真向かいでバスを待つ。横断歩道で警戒しているお巡りさ
ん。女性。背中を見ると交通義警と表示されている。おそらくボランティアで立っているのではないかと想像した。
予定の見学が済んだ後、約一時間で高雄に戻り、免税店に立ち寄る。店の前でマンゴージュースを売っており、瑠璃子さんが飲みたいというので買う。60
元。土産物にピーナツ入り竹炭豆と乾燥マンゴーも。6時10分にバスで港へ。フリーパスにて乗船。クルーズカードのチェックと手荷物検査を終えて、部屋に
戻る。
7時前になったので、お腹も空いたので、14階レストランで食事を摂る。ラーメンと葉野菜のサラダ、イワシの酢漬け、タコ、豚のローストとメロンなど取り寄せて食べる。
食べ終わるとすでに岸壁から船は離れて出港している。ベランダからも写真撮影。16階にも上がり、港の夕景を写真撮り。
シャワーを浴び、今日の写真の整理と縮小作業などを行い、12時前に就寝
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