旧芝離宮恩賜庭園
浜離宮恩賜庭園から約1kmほど。天候が良くなり、日差しを避けて日陰を高速道路沿いに進む。途中で3人のご婦人に会い、旧芝離宮恩賜庭園への道筋を尋
ねると、もうまもない交差点を右折すればすぐに見えるとのこと。このご婦人方は浜離宮恩賜庭園に向かうとのこと。旧芝離宮恩賜庭園は、山手線浜松町駅のす
ぐ側でよく側を通っていたが、入園したことはなかった。小田原藩大久保家の庭園であったとか。受付で入園料を支払う。65歳以上は一人70円。ちょうどお
昼時。近くに勤めている人がお弁当を持って入園し、あちこちのベンチに腰掛けて昼食を摂っている。
入場券 パンフレット
この庭園も池泉回遊式の庭園である。大泉水という大池は9,000mの広さがあり、昔は潮入の池であったが、現在は淡水となっていて、鯉がたくさん泳いでいる。また、亀も多く甲羅干しをしていた。
庭園の周りは、高層ビルが立っており、それとのコントラストが面白いという外国人がおられるというのをテレビで見たが、確かに時代は大きく異なるが、今昔入り混じっての面白い景色となっている。
大山という小高い小山から全体の眺望を楽しむ。その大山の裏が梅園となっており、梅のみが落ちている。大山の向こう側に4本に石柱が立っている。何かの石材を転用して茶室を作っていたそうである。
石橋が色々とあり、形も面白い。全体的には浜離宮恩賜庭園と比べてグーンと小さいし、六義園よりも小さい。しかし、なかなかぐるりと巡って見ると見所が多い。結構楽しめる庭園である。
一番下右の写真は、旧海水取入れ口。今は淡水であるので、大きな真鯉が泳いでいた。ハナショウブも終わりかけている。一方ハマユウが咲き、夏椿も咲き初めていた。
午後一時過ぎに、浜松町駅に行き、一階のレストランでオムライスを食べて、羽田空港に向かう。土産物などを買って、午後2時55分発のフライトで午後4
時10分に到着。5時過ぎに帰宅。今回は、これまで行きたいと思っていた庭園を次々と見物でき良かったとおもっている。これからは、上京することもないの
で、良い思い出になった。
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