バターリャ

 バターリャのサンタ・マリア修道院は1385年にバターリャ近郊のアルジョバロータの戦いで6500人のポルトガル軍が17000人のカスティー リャ王国(スペイン)軍に奇跡的な勝利を治めたことを感謝してジョアン1世が1388年に建てたものである。修道院の前にはアルジョバロータの戦いでポル トガル軍を率いたアルヴァレシュ・ペレイラの像がある。正面の入り口はゴシック様式で12使徒像など多数の彫刻が施されている。回廊に面した参事会室には 無名戦士の墓がある。第1時世界大戦でフランスとアフリカのモザンビークで戦死した2人の無名戦士の墓を2人の衛兵が不動の姿勢で警護していた。この部屋 は20m四方あり柱がない。天井のドームを造って木の支えを外すときは非常に危険なので死刑囚に作業をさせた。1回目は崩れ落ちたが2回目はうまくいき死 刑囚は刑を免れ解放されたという。

 駐車場に植栽されていた樹木に小さい果実が実っている。なんとこれがブルーベリーとのこと。ここから、またバスにてポルトに向かう。約225q。 バスの中で見た夕焼けが美しかった。

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