アムステルダム、そして帰国     4/8

                                                    アムステルダムの行程図

 夕べ11時半頃に就寝。なかなか寝付け ず。瑠璃子さんも喉にタンがかかるのか、度々せきばらいをし、起き上がる。私も度々トイレに通う。5時過ぎに目覚める。気になっていた帰国後の高速バスチ ケット、車のキー、手荷物とトランクに入れるものの仕分けをする。 
6時45分、朝食に。予定通り 7時30分出発。アムステルダムへ。お天気はよい。RAIという国際見本市近くで現地ガ イドのNさんバスに乗り込んでこられる。


  レンブラント像

 風車の前での記念写真

 水仙と風車

Nさんの案内で、5分ばかりのところにある風車を見 に行く。一基だけ、観光用として移築されている。その保存を兼ねて市の職員の方が住宅として利用しながら、維持管理を行っている。アムステルダム川の川 縁。周り水仙の花が咲き競っている。すぐ側には子ども農園があり、羊も飼われており、10頭近くが草を食べている。レンブラントの銅像もある。写真撮りを 済ませて、国立オランダ美術館に向かう。


 アムステルダム国立博物館

 アムステルダム国立博物館 入場門

  アムステルダム国立博物館 入館口

旧市街の町中にあり、ゴチック式建物で、壁には壁画 が淡い色で描かれている。現在修築中で5年計画で行われているが、工事がのびており、2013年の完成とか。すぐ近くまでバスの横付けができず、ほどなく の所でバスを降りる。手荷物検査があるというので、ウィンドーブレーカーも着ず、バックも持たず出る。ところが先ほどの好天気とはうって変わり、曇天、し かも風が出て寒い。まあ、すぐに館内に入れるはと思っていってみると相当並んで待っている。しばらく立ってやって入館。係員でTシャツのみの娘がいた。側 まで行ったとき、「寒い」と言って見ぶるしてみせると「ニヤッ」とする。レンブラントと特別展で2点アメリカから借りてきたフェルメールの作品も展示され ている。幸いである。これで大部分のフェルメールの作品を見ることが出来た。繊細でありながら、光の加減、ラスビラズリの青色。すばらしいの一言につき る。レンブラントの「夜警」。これもすばらしい絵であった。Nさん詳しく説明してくださり、よく理解できた。ファン・ダイクの静物画もすばらしかった。他 にも工芸品、磁器陶器などなどが展示されていたが、ちょっと眺めた程度で10時過ぎには出る。
その後、ダイヤモンド工房に行く。美術館 の通りを隔てた向こう側。その途中でグループの女性がピアスの止めを落としたというので、一緒に探し回るが見つからず。市川さんがダイヤモンド工房の人に 頼んでその止めの代わりになるものを用意してもらう。ダイヤモンド工房で、ミニミニものから2〜3カラットのものまで、いろいろと見せてもらう。確かに輝 きが違う。買う事も出来ないので、休憩場所でしばらく休む。

皆さんがそろったところで、美術館近くの船着き場か ら、運河クルーズに出かけるということだが、雨が激しくなり、風も強くなったので、地下駐車場のバスに戻り、傘とウィンドーブレーカーを取ってくる。運河 クルーズは雨天ということなので、1時間コースを30分にしてもらい、船の中から、運河と街並みを眺める。


 赤テントの右側が、アンネ・フランクルの隠れ家

  ボートハウス これで運河を行き来して暮らす

乗務員は女性の船長さんのみ。うまく船を操り、右や 左に狭いところでもバックさせたりして曲がる。アンネ・フランクの隠れ家だった建物も船の中からながめる。12時過ぎに、アムステルダム中央駅近くの船着 き場で降りる。雨の中をバスに戻り、お昼のランチを受け取り、一路スキポール空港へ。バスの中でサンドウィッチを食べる。


 アムステルダム〜マドリード〜インチャンまでの搭乗機

 スペイン上空から

  マドリードまでの機内食

空港でのチェックインも少なく、出国審査もスムーズ に通り、2時前には搭乗口に行く。側にはドリンクも売っているだろうと思っていたら何もない。「お父さんがまたいい加減なことを言った」と言って叱られ、 コーヒーを買い行ってくれる。2時半前に手荷物検査の係員が早くおいでと手招くので、検査に行く。上着もベルト、靴まで検査機器に通す。何もトラブルはな く、終了。
搭乗受け付け時間の2時40分に搭乗。3 時10分過ぎにエプロンを出て、テイクオフは3時35分頃。機内ではビーフシチューが出る。マドリード近くになるとお天気も良くなる。5時25分頃に着 陸、エプロンに。


 バイカル湖

 マドリード〜インチャンまでの機内食(ビビンパ)

 同左(お粥)

インチャン行きは、7時10分。スキポールからマド リードまでに乗った同じ飛行機。予定時刻に搭乗。テイクオフは40分頃。夕食は、やはりビビンパにする。赤ワインをいただき、食べる。これから、インチャ ンまでは12時間のフライトとか。長旅である。しっかり寝ておこうと思うが寝れるだろうか。午後10時頃から午前4時頃までうつらうつらと寝る。まあすっ きりと目覚める。日本時間の午前11時すぎ。


 カルチャーセンターでの箱工作

 空港内レストラン

 レストランでのビビンパ

インチャンに は、午後2時21分に着陸。30分過ぎに機外へ。再度手荷物検査の後、約4時間半待ち。空港内で自由解散。ツアー仲間の人が、コリアン・カルチャーセン ターがあり、紙工作や版画をしているというので、尋ね探す。やっと見つかり、瑠璃子さんは箱に韓国和紙を貼り付ける作業をする。私はその隣で、パソコンに 取り込んだ写真やメモの整理をする。2,30分で終わり、シヨッピングについて回る。二人の嫁さんに何がよいかと探し回り、ブランドのバッグを見つけ、あ れこれと品定めをし、もっと手頃なものはないかと余所を見るが、結局舞い戻って、買い求める。版画づくりもあちこちで尋ねる。版画という言葉が分からず、 漢字で書いても理解してもらえなかったが、よく日本語のわかる係員の人が案内してもらい、やっと見つけて、そこでも瑠璃子さん版画で挑戦。鬼瓦や平軒瓦文 様を拓本とりのようにして写し取るもの。そうこうしているうちにお腹が空いてきたので、食事に行く。この空港内では韓国料理が安くておいしいというので、 頃合いのレストランに行く。陳列ケースを見て、ビビンパとアワビ粥らしきものを見つけて注文するが、アワビ粥はないというので、ビビンバを食べる。約 600円ぐらい。まずまずのもの。


 インチャン〜関西空港の機体

 同左での機内食(バラ寿司)


やっと、19時30分にジャンボで、大阪に。機内食はばら寿司。これもまあまあ腹の虫押さえにはなった。午後9時過ぎに無事、関空に。入国審査、トランク の受け取り、添乗員の市川さんにお礼を言って、税関審査を通り、バス乗り場へ。ホテル行きのバスが来ており、2日に宿泊した同じ、サンルート関空へ。ゆっ くりとお風呂に入り、すぐに寝る。明くる朝、関空8時45分発で山陽インターへ。昼前に無事、自宅にたどり着く。お疲れ様でした。   



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