ロスアンジェルス〜ラスベガス〜グランドキャニオン

 ロスアンジェルスを午前7時のフライトということで、未明の午前3時にモーニングコール。午前4時ホテル発という予定であったが、迎えのバスが大 雨で道路の渋滞に引っかかり、20分程度延着。しかしスムーズに空港に向かうことができた。ところが、手荷物検査が厳しく、グランドキャニオンが大雪では と用意していた簡易型のアイゼンを手荷物に入れていて、瑠璃子さんが引っかかり取り上げられる。私のはリュックの奥の方に置いていたのと、何かの影となり X線にも掛からず通り抜けられた。フライトも7時の予定が遅れて、7時30分近くとなり、ラスベガスの到着が8時15分頃となった。
 ここでもアクシデントがあり、預けていた荷物がなかなか出てこない。1時間半以上も待たされ、しかもとうとう一人の荷物が出てこなかった。何が起こるか 分からないので、手荷物の中に最低限の着替え等は入れておくことを思い知らされた。


ラスベガスの上空か?

30qの直線道路

背の高い植物:ジョシュアの木

 現地添乗員の宮野氏の案内で、バスによりグランドキャニオンに向かう。行けども行けども大平原が続く。ラスベガスが標高800メートル位か、グラ ンドキャニオンが標高2000メートルを超えるということで、約500qの距離を、徐々に高度を上げていくので、高地に上がっているという気がしない。
 近年にない大雨ということで大きな水たまりができている。しかも草が少し芽吹き、青みがかっている所や一面に黄色の草花が咲いている所もあった。

 途中で、ルート66の旧道に立ち寄りながら、車中で景色を楽しむ。昼食は上の写真のアメリカン・チャイニーズ・レストランで、中華料理を食べる。 ここの食事は、まずまずの料理であった。ビールが4ドル。

 やっとグランドキャニオンへたどり着く。公園入口で入園料を払う。一人の場合は8ドル、乗用車は20ドル、バスは300ドル。一回払えば、何回も 入園できるとのこと。ビューポイントであるヤバパイポイントで夕陽を受けた景色を眺めることとなっていたが、生憎の雪模様。渓谷もガスで霞んで、時折、か すかに見えるという程度。中国・武陵源でもこのようなことがあったので、明日以降も期待ができないのではと、やや落胆気味。
 添乗員の宮野氏。「山の天気は分からない。高地だから風さえ出れば眺望がきくこともできる」とのこと。明日を楽しみに。ホテル・クォリティ イン グラ ンドキャニオンに泊まる。

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