旧安田庭園の見学 2017-09-22
9月22日の午前9時過ぎに旧安田庭園を訪れる。
この日、会議が江戸東京博物館であり、昨日から東京へ出てきた。
会議が始まるまでに時間があるので、以前、会議で6月に来た時、この庭園があることに気づき、是非とも訪れたいと思っていた。
この庭園は、安田財閥が所有していたものと思っていたが、ウェブで調べると岡山にゆかりのある旧藩主池田章政公が持っていたとのこと。
この庭園は、海水を取り入れた池泉回遊式庭園であったが、現在は海水を入れずに淡水となっており、鯉や亀が泳いでいた。
ホテルを出て、秋場所の大相撲で賑わっている国技館の傍を北の方向に歩くと間も無く到着。
両国駅から国技館、旧安田庭園を見て、江戸東京博物館までの経路
交差点の角に入り口。立て看板には開園時間が午前9時から午後4時であることが表示されている。
入園料は無料。早速入園。見学者は少なく、私同様の高齢者と若い男性が写真撮りをしている。
入ってから撮影したビデオ
池の辺りには、モッコクがあり、実が実っている。初めて見た。また、赤のサルスベリの枝振りの良い古木があり、庭園の一つの大きなポイントになっていると思った。
岸辺の石には、亀が甲羅干しをしている。
庭のあちこちには、大きな立派な石灯篭がある。池の水際に歩けるように石が配置されて、鯉などを間近で、また水面に近い目線で景色を楽しめる。
ぐるりと回って出ようとすると、中学生の校外学習だろうか、入園してくる。北西の角に近代的な建物がある。どういう建物か、公民館か博物館。恐らく公設の墨田区立の建物であろうと思い、入り口の説明図を見ると刀剣博物館であった。
庭園を出てから、左折して両国中学校の南側歩道を歩いて行くと、徳川家康公の見上げるような銅像がある。
この歩道から道路を渡り、江戸東京博物館に入る。午前10時となり、団体客のバスが入場してくる。もう、このあたりに来ることはないであろう。良い思い出作りになった。
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