城崎温泉
11時半頃、城崎温泉街に入り、細い道路を辿って今夜の宿泊先であるJRの「きのさき苑」に赴く。チェックインができないので、フロントに断って 車を置かせていただく。前日の問い合わせて、300m戻った温泉街に店があるとのことであったので、川沿いを辿ってロープウェイの昇降場近く、左折して、 湯の里通りへ入って、100mくらいの左側にお食事処「ぼん」の看板が見える。店にはいると、カウンター席のみだろうか、20席くらい。店内の壁面には、 ご夫婦で訪ねた旅行先の絵皿が飾られている。
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![]() 御所の湯近く。お食事処「ぼん」 右の地図で茶色の四角印当たり。 |
早速、かに料理を注文。1,500円、2,500円、3,500円とかにづくし料理がある。3,500円のものをお願いする。かにの刺身、焼きが
に、蒸しがに。それにイカ刺しもいただく。お腹一杯いただき、堪能する。かにの刺身は甘みがあり、蒸しがにについていたかに味噌はおいしかった。かには小
ぶりであったが、その代わり値段もリーズナブルで、ごく庶民的な小料理店。以前は、夜遅くまで営業していたが、現在は、昼と夜。しかも20時頃には閉店す
るとか。以前と比べて、夜遅くまでそぞろ歩く湯浴み客も少なくなったとか。
料理をいただきながら、この前のクロアチア旅行のこと、その後行った旅行についてなどをしゃべる。ここのご夫婦は、平生の暮らしはこのお店でまかない、
年金を貯め込んで旅行にゆくとか。もう十数年前から世界各地を訪ねているということで、クロアチアから帰ってからは南米のマチャピュに、秋にはドイツへ
行ったとか。11月から3月までは商売をして、4月から一らこちらと行かれるとか、うらやましい限りである。来年春にはギリシャへ行きたいとのこと。
お店には、われわれの前にご夫婦。その後、若い娘さんの二人連れ。それから、福知山から来たという子ども連れの母親二人。温泉に入りに来たとか。ぼつぼ
つとこじんまりとすればよいのだとのこと。
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![]() お土産用のかにをもとめた朝市 |
![]() 土産用に詰め込んでもらっているところ |
![]() セコガニ 子持ちの雌がに |
![]() 源泉にて |
![]() 大谿川 |
![]() 角張った建物・きのさき苑 |
きのさき苑での夕食もかにの付いた会席料理。部屋まで運んでくれる。まずまずの料理でご飯がおいしかった。お風呂に夜二度、朝にもう一度と入る。
単純アルカリ温泉で無味無臭。湯量は多いのか、あふれ出ている。朝食も、おじさんとおばさんと言う感じの給仕人がお世話してくださる。一夜干しの水カレイ
が、油がのりおいしかった。
近くの朝市に出かけ、今晩、次男夫婦、嫁さんのお母さんと一緒に5人で食べるかにを買いに行く。生きがにを2枚と、子持ちの雌がにを3枚買うと1枚おま
けをつけてくれた。しめて15,050円。子持ちがにには、外子と内子がついており、内子がおいしかった。また、生きがには甲羅も大きいだけにかにみそも
しっかり付いていておいしかった。