ナゴラン(名護蘭)咲く
昨年4月に叔母が亡くなり、一周忌になるので、五月にお参りに行く。そこで、従兄弟からナゴランをいただく。木陰に吊り下げて、一週間に二度水やりをす
れば良いということだ。持ち帰ってサンフレーム前にの金木犀に吊り下げ、時々忘れかけるが、水をやる。5月30日から6月10日まで、北海道へクルーズで
留守をしていたが、雨模様のお天気もあり、水枯れもせずいたようだ。帰宅してからも水やりを忘れていたが、昨日からの梅雨明けを思わすような炎天下とな
り、庭に水やりついで、ナゴランに水をやろうと、久方ぶりにみるといっぱい花をつけている。涼しげな花が満開。早速、アイフォーンで写真撮り。
ナゴランとは
日本(伊豆諸島〜南西諸島)や朝鮮半島の暖地に分布するランの仲間です。地面には根を下ろさず、樹状の幹や枝、岩肌に根をしっかり固定させて(着生して)生活します。以前はセディレア属としていましたが、現在はコチョウランと同じファレノプシス属に分類されています。
地際から長さ10cm〜20cmの光沢のあるやや肉厚の葉を左右交互に出し、茎は伸びません。葉っぱは5〜6枚付き、古くなったものは下から落ちていきます。このように枝分かれせず、上に上に伸びていく性質を単茎性(たんけいせい)と言います。
主な開花期は春から初夏で、葉の付け根当たりから花茎を伸ばして5〜10輪程度咲きます。花茎は湾曲したり、斜上したり、下に垂れ下がったりします。花
の大きさはおよそ3cmで極淡い緑色、赤褐色や紫色の横縞がアクセント程度に入り、よい香りがします。花に横縞が入らずすっきしり感じの白花種や、葉っぱ
に模様の入る斑入り種などがあります。
名前は産地の一つでもある沖縄の名護に由来し、漢字を当てると「名護蘭」となります。(ウェプ「ヤサシイエンゲイ」から引用)
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