6月6日(水) 石狩市浜益区毘砂別〜小樽〜余市〜積丹岬〜ニセコ〜札幌

                                                                    行程地図

 4時半にトイレへ行き、5時過ぎ目が覚めたので、ipadの小説を読む。7時過ぎ、朝食をいただく。一休みの後、二日分 の宿泊費二人分で12,000円を払う。安くて申し訳ないというと、知り合いの人が時々泊まっていただければよいのだとのこと。
 8時過ぎに車へ荷物を積み込む。外で騒がしく森から鳴き声が聞こえてくる。瑠璃子さんとママさんが蝉かカエルかと話している。瑠璃子さんはカエルだろう と。ママさんにお礼を言って出発する。峠に上がるとかしましく鳴いている。カエルでなく春ゼミである。昨日もそうであったが、海岸沿いの道路はトンネルが 多く、1000m、2000mのトンネルが続く。時速70kmで走っていてもトンネルの中で追い抜く車が多い。道路の表面が荒れているところも多い。恐ら くスノータイヤの走行で荒れているのであろう。ところどころに自動スピード感知機が設置されている。

 10時過ぎには小樽に到着。瑠璃子さんに立ち寄ろうかというと寄って欲しいというので、駐車場所を探して立ち寄 る。北一ガラス店ベネチア館が真向かい。道路を渡ってベネチア館に入り、トイレを借りる。ベネチアンガラスがたくさん展示されている。値段を見ると安いの で、こちらで作っているのだろうと私がいうと、瑠璃子さん店員に聞いてみると直輸入しているとのこと。円高で安いのだろう。外を散策する。大勢の修学旅行 生が歩いている。雨が降り出し、もう戻ろうと帰っているとアンティークの店がある。瑠璃子さん入ってみたいというので、入る。たくさんの古道具の中に古着 もある。その中を物色すると帯のよいのが見つかり、2点買って帰る。運河までの距離を聞いて折角だから運河まで行き、写真撮り。駐車場に戻り、余市に向か う。
 余市に入り、ママさんから紹介されたニッカウィスキーの工場に立ち寄ろうと探すが、道路標識には案内がない。地図で見た印象で行き過ぎた道を戻っている と、それらしき建物があり、その前を通り過ぎ、間違いがないとわかり、戻って見学者用駐車場に入る。舗装されていない砂利の駐車場。

街路には、紅色の花がたくさん咲いている街路樹がある。後で受付のお姉さんに聞いて分かったのだが、「ベニバナトチ ノキ」という樹木とのこと。パリのシャンゼリゼ通りにあるマロニエと同じもの。4月に行ったイギリスにも街路樹で植えてあった。花は白色だったと思う。
受付を済ませて工場を見学する。案内嬢について見学すると30分以上かかるとのことなので、勝手に見て回る。実際に発酵しているところや蒸留しているとこ ろも見学できる。     
                                                                                                 
余市蒸留所パンフレット

ざっと見て回り、モルトウィスキーを売っている売店があり、臭いを嗅がせてもらえる。年数を経るにつれて刺すような 臭いがなくなり、まろよかな香りがする。私は鼻があまりきかないが、瑠璃子さんは部屋に入るとすぐににおってきたとのこと。試飲コーナーもあり、ジュース をいただき、売店へ立ち寄り、土産物を買って駐車場に戻る。
 昼になり食事をしようかと周りをみるとあまり食事ができるところがない。積丹町まで足を伸ばし、港寿司というお店に入り、昼食をとる。ウニ丼を勧められ たが2,500円。以前も食べたことがあるが、あまり食べてみたいとも思わなかったので、エビ丼をいただく。840円。無頭のエビが4匹、ご飯もしっかり 入っている。お腹がいっぱいになる。積丹岬に向かう。


 島武意海岸

 積丹岳

 島武意灯台

 積丹岬の駐車場に着き、灯台に向かう。帰ってきている若い女の子に尋ねると往復で20分。ただ急坂できついとのこ と。急坂のことは瑠璃子さんには言わないことにする。綴れ織りの坂道を登っていくと灯台があり、辿り着くと見晴らしがよい。島武意(しまむい)海岸と言う そうだ。積丹岬のトン先は尾根続きでまだ2km近くある。女郎子岬も同様。時間と体力のことを考えて諦めてと戻る。歩行者トンネルを越えて間近に海岸を眺 められるところもあり、そちらにも立ち寄って眺望を楽しむ。海鳥はカモメのみ。少し曇っているため、海の青さが引き立たない。崖には、エゾカンゾウが咲き 初めている。エゾスカシユリもところどころ咲いている。トイレを済ませて神威岬に向かう。


 神威岬

 神威岬

 神威岬

 沼前岬

 神威岬の駐車場に到着。展望コースを辿り、登っていく。エゾカンゾウがここでも咲いている。神威岬が望める場所に 到着し、写真撮り。突端に少しでも近いところまで私一人で行く。帰ってくる人に尋ねると崖崩れがあり、途中までしか行けないとのこと、でも展望のよいとこ ろがあるとのこと。通行禁止近くまで行って写真撮り。海岸洞穴も見える。念仏トンネルというそうだ。戻って一番高い展望台に上がる。
 もう4時近くなっている。ニセコにも寄ってみようと思っていたので、ひたすら走る。当分海岸沿いを走る。途中で泊村に入り、泊原子力発電所がちょっと車 窓から見える。写真撮りをと思ったが、見えず。入り口は柵でシャットアウト。


 ニセコ観光センター

 スキー場

 英語表示の店

 ニセコのお店

 ニセコの通り

 羊蹄山

 5時過ぎにニセコに到着。スキー場の側で写真撮り。雲がかかり、羊蹄山も雲の中。オーストラリアからのスキー客や 観光客が多いのだろう英語表示の店が多く見られる。ところどころでマウンテンバイクに乗ったり、散策している白人の人を見かける。遅くなったので、早々に 立ち去り、札幌に向かう。山中をひた走り、定山渓を通って7時過ぎに札幌駅近くに到着。カーナビでこの近くとの指示だが、それらしきホテルが見えない。う ろうろしたが分からないので、ホテルに電話して住所を尋ねて再入力。やっと辿り着く。部屋に入り、荷物を置き、すぐに出て大通公園に向かう。今日からソー ラン踊りがあるというとのこと。お腹も空いていたので、途中のラーメン店でラーメンを食べる瑠璃子さんは醤油ラーメン、私は酒節ラーメン。600円と 700円。さっぱり味である。ただ、再度行きたいとは思わない。

大通公園に行くとステージの周りには一杯の人だかり。裏側から回り下手側から眺める。どうもよくないと瑠璃子さんが 言うので、客席の裏側を通って上手側の通路を通りながら眺め、上手側の見物客の中に入り、見る。次々と札幌市内のグループが出て踊る。写真で撮ったり、動 画で録画する。同じような踊りで衣装が違うし、組み合わせや小道具、旗など持ち込んで集団での踊り。人数も百名を超える。8時半過ぎまで見物してホテルに 戻る。                         ソーラン踊りのビデオ

 次へ        戻る