アブ・シンベルへ
早朝4時45分の起床。朝食は弁当。中身はハムとトマトを挟んだパンとジュース、果物といったもの。5時30分ホテル専用ボートで対岸に。バスにてアス
ワン空港へ。このアブシンベルは、アスワンから約280kmも離れている。7時30分の飛行機で8時過ぎにアブシンベル空港に到着。バスで遺跡に向かう途
中。バスがエンコ。別の迎えのバスにてアブシンベル神殿へ9時頃着。アブ・シンベル行きはオプションで一行のうち、15人ほどが行く。費用は2,5000
円なり。
ここでも厳重な手荷物検査。チョッキまで脱がされて、お陰で入場券の半券をこのとき落としてしまった。気温は34度。昨日のオベリスクのところは39.
6度であったが、汗が流れる。見学は10時過ぎまで。少し時間が少ない。
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この遺跡は、元の位置から60m上に移設されている。当初、元の位置に堤防を築いてとか、全体そのまま持ち上げるという案があったが、スイス案の
約800のブロックに小分けにして組み立てる案で、1963年から1968年にかけてユネスコの協力により元のままで復元移設された。神殿背部の岩山も鉄
骨コンクリート構造のドームに岩が貼り付けられている。
この遺跡は、ラムセス2世によって約3300年前に建立された。右側の小神殿は王妃ネフェルトアリのために建てられたもの。