武陵源区
武陵源区は、張家界市の一区域で、武陵源自然保護地域のお膝元である。最近の観光客の増加により、道路の拡張工事とホテルの建築が盛んに行われている。
張家界市は、以前、大庸市といわれていたが、世界遺産に登録されたこともあってか、名前を変えている。しかし、広州からの国内線搭乗口はまだ大庸行きと
なっていた。
この地域は、少数民族が多い地域であり、土家族、苗家族などがその主なものであった。その中の苗家族の茶店に行き、お茶を味わったが、ウーロン茶や他の
各種にお茶もなかなかおいしいものであった。しかし買うには少し高いと感じた。
食事については、やはり辺境の地域であるのか、肉類も塩漬けを戻したものとか、骨っぽいものばかりで料理も大雑把で味付けも塩味の効いていないものが多
かった。辛味は四川料理ほどではなかった。ただ、どのレストランも出てくる食器が汚く、いちいちテッシュでぬぐって使わないといけないものであったり、グ
ラスはプラスチックのペラペラのコップで、ビールを入れてもよくこぼれる代物であった。
また、床は、こぼれた油でぬるぬるしていて、滑りやすい。というのも、食べかすはテーブルの上にビニールを敷いていて片づけるときに、器からテーブルの
上にうつしてくるんで片づけていた。
トイレは、ホテルはまずまず水洗で清潔にしてあるが、外のトイレは、昔ながらの開放便所であり、有料トイレでも同様であった。料金は5角(8円位)で
あった。
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上の建物は、武陵源で宿泊した3つ星ホテルの江漢山荘であった。このホテルは、前のホテルと違って、お湯はよく出るのだが、
バスのお湯を排水するとその水が床から漏水して水浸しとなる。こちらの部屋だけかなと思い、他の人に聞いてみるとどの部屋もそうだということだ。添乗員が
ホテルに言って、もう一枚ふき取りようのバスタオルを用意してもらう。ホテル内でミネラルウォーターを買うと10元といわれる。ところが門衛の売店が買う
と3元ということで、みんなそこに買いに行く。
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