帯祝いにて不洗観音寺へ  2014/02/04

 三人目の孫が2014年6月の出産予定ということで、腹帯をいただきに、2月4日の立春に倉敷市中帯江の不洗観音寺へ午後一時に自宅を出て家内と一緒にお参りする。
 久方ぶりのお参りでお寺の駐車場に午後一時半頃に到着。一番上の祈禱所の案内で受け付けてもらう。代理祈祷ということで、次男の嫁さんの氏名・住所など 祈祷願いの受付表へ家内が記入する。誕生日は分かるが、誕生年や出産予定日を聞いてこなかったので、携帯で問い合わせる。腹帯もいろいろと種類があり、サ イズなどもネットで確かめてもらい、確認する。
 祈祷料が7,000円。腹帯が2,800円。
 午後二時からご祈祷ということで、祭壇前で座って待つ。我々夫婦は正座ができないので、腰掛けを出してもらう。お礼参りにきた家族と同じ帯祝いの祖父母がもう一組が祈祷を受ける。お礼参りは本殿内陣に上がるが、我々は祭壇前。
 しばらくすると、二人の僧侶がやってくる。二人とも内陣に上がり、ご祈祷が始まる。四五分もかからず、1人の僧侶が祭壇前に我々の前にやってきて、祈祷 表を取り上げ氏名・住所。出産予定日を読み上げ、読経。その読経の中に般若心経があった。本来般若心経は、「空」について説いたものである。諸行無常の理 をお釈迦様が説いた仏教の根本のお経だが、何か腹帯に祈祷するお経としては不審に感じた。本尊である千手観音菩薩の真言を唱えて安産を祈ることは理解でき るが、般若心経とはいかがなものか。
 何はともあれ、無事安産を願い、般若心経を坊さんの読経に唱和した。
 祈祷が済んだ後、定年後の再就職した感じの受付係から、腹帯やお守りについての説明を聞き、退出する。
 家内が、絵馬を求めて祈願文を書き記し、所定のところへ吊るす。
 薄曇りではあったが、暖かい立春日和であった。
 家近くにあるマルナカに家内は買い物に、私は緑の図書館に立寄り、予約本を借りて帰る。

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