中城(なかぐすく)城跡 1  (世界遺産)

 シュノーケルで少し気分が悪くなったことから、あまり食事も欲しくなく、瑠璃子さんが傘を忘れたので買いに行こうと、中城の手前のジャスコに立ち 寄り百円ショップで買い求めたついでに、たこ焼きとクレープを買ってそのショップ前の客席で食べる。ひと休憩の後、中城へ目指す。

 中城村ホームページから
 2000年12月に世界遺産へ登録された中城城跡は、沖縄東海岸中部の中城湾にそった標高167メートルの高台上に、 北東から南西にほぼ一直線に連郭式に築かれた城で、さきの第二次大戦の戦禍をまぬがれ、県内でもっとも原型をとどめていることで有名です。
眺望の地として知られ、城跡に立つと東に中城湾(太平洋)、西に東シナ海を望み勝連半島、知念半島、さらに周辺の洋上の島々までも見渡すことができます。
 規模も大きく、面積は122,399平方メートルにおよび、人気があり古くから観光の名所となっています。
 中城城は、尚泰久王(しょうたいきゅう)時代(1454年〜1460年)に、護佐丸が築いた城とされていますが、 はっきりとした年代は不明です。
 築城技術という点でも注目され、城は多郭式で六つの城郭から成り、南は断壁、北は急傾斜地になっています。城壁は、自然の岩石と地形をたくみに利用した 曲線の美しい石壁で囲まれており、一の郭・二の郭が布積みの「石切積み」 、三の郭は「亀甲乱れ積み」の二通りの手法を用いています。
 表門を入ると一の郭、二の郭、三の郭と続き、首里城を遥拝したり、雨ごいのための御獄など、いたるところに拝所があります。
 山や海にかこまれ、静かなたたずまいをみせる中城村。私たちの村には、沖縄随一の名城として名高い中城城跡や有形無形の文化財が数多く残され、伝えられ ています。

  城の裏門

 裏門前の石段

 右下に井戸跡

  内側から裏門を撮る

  二の郭への石段

  二の郭階段の前で

  二の郭の城壁から内側

  二の郭城壁

  二の郭門とホテルの残骸

  あちこちで復元作業中。すべてが完成すればもっと迫力のあるものになるだろう。中城城跡のすぐ近くに海洋博を当て込んで建設していたホテルが資 金難のため工事中で放置されているホテルの残骸がある。初めは城壁から遠望するため、復元模型と勘違いする。この城は座喜味城跡や今帰仁城跡と比べて巨大 である。


  中城城跡から中城村や太平洋を眺める。

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